特許
J-GLOBAL ID:201303092328454360

作業機械のびびり抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-247864
特許番号:特許第5288318号
出願日: 2012年10月23日
要約:
【課題】簡単な工程で、びびり周波数と固有周波数との差を補完することができ、びびりの発生を可及的に阻止して高精度な加工作業が効率的に遂行可能にする。 【解決手段】作業機械のびびり抑制方法は、バイト22又はワークWの回転が開始される際に発生する振動を検出し、前記回転開始時から検出される前記振動が、機械主軸の空転時の振動の閾値を越えたと判断された際、前記振動をフーリエ級数展開により解析し、再生びびりによる周波数を算出し、さらに前記再生びびりによる周波数に、推定減衰比を加味して再生びびり回避周波数を得て主軸18の回転数を調整する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 加工工具を介してワークに加工処理を施す際に、びびりが発生することを抑制するための作業機械のびびり抑制方法であって、 前記加工工具又は前記ワークの回転が開始される際に発生する振動を検出する工程と、 機械主軸の空転時の振動を閾値に設定する工程と、 前記機械主軸の加工時に検出される加工振動が、前記閾値を超えたか否かを判断する工程と、 前記加工振動が前記閾値を越えたと判断された際、前記加工振動をフーリエ級数展開により解析し、再生びびりによる周波数を算出する工程と、 算出された前記再生びびりによる周波数に、推定減衰比を加味して再生びびり回避周波数を得る工程と、 前記再生びびり回避周波数×60÷刃数(又はその逓倍)の演算式から、前記機械主軸の回転数を調整する工程と、 を有することを特徴とする作業機械のびびり抑制方法。
IPC (3件):
B23Q 15/12 ( 200 6.01) ,  G05B 19/404 ( 200 6.01) ,  B23Q 17/12 ( 200 6.01)
FI (3件):
B23Q 15/12 A ,  G05B 19/404 K ,  B23Q 17/12

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