特許
J-GLOBAL ID:201303092807780433

タンデム式ベーン型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ぱてな
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-077001
公開番号(公開出願番号):特開2013-204559
出願日: 2012年03月29日
公開日(公表日): 2013年10月07日
要約:
【課題】駆動軸の1回転当たりの吐出容量を増加可能であるとともに、優れた機械効率と搭載性とをより確実に発揮可能であり、しかも小型化を実現しつつ、冷媒ガス等の逆流と駆動軸の逆転とを低減可能なタンデム式ベーン型圧縮機を提供する。【解決手段】本発明のタンデム式ベーン型圧縮機は、各第1、2ベーン31、37の底面と各第1、2ベーン溝27a、29aとの間が第1、2背圧室33、39とされている。各第1、2背圧室33、39は、第1、2圧縮機構1C、2Cの圧縮行程で第1、2背圧供給機構によって吐出室53と連通される。第1、2背圧供給機構は、駆動軸25に形成された第1、2回転路と、駆動軸25の回転方向の位相によって第1、2回転路を吐出室53及び各第1、2背圧室33、39と連通又は非連通とする第1、2間欠機構とを有している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ハウジングに吸入室、吐出室及び圧縮室が形成されているとともに駆動軸が回転可能に軸支され、該ハウジング内には、該駆動軸の回転により、該圧縮室が該吸入室から低圧の冷媒ガスを吸入する吸入行程と、該圧縮室内で該冷媒ガスを圧縮する圧縮行程と、該圧縮室内の高圧の該冷媒ガスを該吐出室に吐出する吐出行程とを行う複数の圧縮機構がタンデム結合され、 各前記圧縮機構は、前記ハウジングに形成された第1シリンダ室と、該第1シリンダ室内に前記駆動軸によって回転可能に設けられ、複数個の第1ベーン溝が放射方向に形成された第1ロータと、各該第1ベーン溝に出没可能に設けられ、該第1シリンダ室の内面及び該第1ロータの外面とともに前方に位置する前記圧縮室である第1圧縮室を形成する第1ベーンとを有する第1圧縮機構と、 該ハウジングに形成された第2シリンダ室と、該第2シリンダ室内に該駆動軸によって回転可能に設けられ、複数個の第2ベーン溝が放射方向に形成された第2ロータと、各該第2ベーン溝に出没可能に設けられ、該第2シリンダ室の内面及び該第2ロータの外面とともに後方に位置する該圧縮室である第2圧縮室を形成する第2ベーンとを有する第2圧縮機構とを備えたタンデム式ベーン型圧縮機において、 各前記第1ベーンの底面と各前記第1ベーン溝との間は第1背圧室とされ、 各該第1背圧室は、前記第1圧縮機構の前記圧縮行程で第1背圧供給機構によって前記吐出室と連通され、 該第1背圧供給機構は、前記駆動軸又は該駆動軸と同期回転する回転体に形成された第1回転路と、該駆動軸の回転方向の位相によって該第1回転路を前記吐出室及び各前記第1背圧室と連通又は非連通とする第1間欠機構とを有し、 各前記第2ベーンの底面と各前記第2ベーン溝との間は第2背圧室とされ、 各該第2背圧室は、前記第2圧縮機構の該圧縮行程で第2背圧供給機構によって該吐出室と連通され、 該第2背圧供給機構は、該駆動軸又は該回転体に形成された第2回転路と、該駆動軸の回転方向の位相によって該第2回転路を該吐出室及び各前記第2背圧室と連通又は非連通とする第2間欠機構とを有していることを特徴とするタンデム式ベーン型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/344 ,  F04C 23/00
FI (3件):
F04C18/344 361H ,  F04C18/344 341 ,  F04C23/00 F
Fターム (13件):
3H040AA09 ,  3H040BB05 ,  3H040BB11 ,  3H040CC05 ,  3H040DD18 ,  3H129AA05 ,  3H129AA09 ,  3H129AA17 ,  3H129AB03 ,  3H129BB16 ,  3H129CC19 ,  3H129CC22 ,  3H129CC32
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭58-202389
  • 特開昭62-294788
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-202389
  • 特開昭62-294788

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