特許
J-GLOBAL ID:201303092862271980

体積測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 藤川 忠司 ,  正木 裕士 ,  三上 祐子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-017819
公開番号(公開出願番号):特開2013-156190
出願日: 2012年01月31日
公開日(公表日): 2013年08月15日
要約:
【課題】宝飾品等の体積測定装置として、非常に簡素な装置構成により、簡単な手操作のみで極めて容易に且つ高精度で体積測定できるものを提供する。【解決手段】計測液Lを収容する容器本体1の上部に、検体Jを出入する太径の出入口筒部2と、内腔が上下に透通して容器本体1内に連通する細径の計測筒部4とが形成され、出入口筒部2に挿嵌して密封する栓体3と、計測筒部4に沿う計測目盛りMとを備える。計測液Lは出入口筒部2の開放下で液面が計測筒部4の内腔下端4bより下位になる量とし、検体装填前に、出入口筒部2に栓体3を下限まで挿嵌すると共に、容器本体1内の空気Aを計測筒部4から外部へ排出し、計測筒部4内に達した液面位置をゼロ点P0とする。次いで栓体3を抜出して計測筒部4内の計測液Lを容器本体1内に戻し、検体装填後に栓体3の挿嵌と空気Aの排出を行い、計測筒部4内の上昇した液面位置P1とゼロ点P0との差から検体Jの体積を測定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
計測液を収容する容器本体と、該容器本体の上部に設けられて上向き開放し、体積測定すべき検体を出し入れ可能な太径の出入口筒部と、この出入口筒部を上方からの挿嵌によって密封する栓体と、容器本体の上部から直立し、内腔が上下に透通して下端側で容器本体内に連通する細径の計測筒部と、この計測筒部に沿って表示された計測目盛りとを備え、 容器本体内に収容される計測液は、出入口筒部の開放下での液面が計測筒部の内腔下端よりも下位になる量に設定され、 前記栓体は、検体未装填状態で出入口筒部に下限まで挿嵌した際に、下部が容器本体内の計測液中に突入することで液面を計測筒部内に到達させ得るサイズに設定され、 容器本体内への検体装填前に、出入口筒部に栓体を下限まで挿嵌すると共に、容器本体内の空気の全てを計測筒部から外部へ排出した上で、計測筒部内に達した液面位置を計測基準のゼロ点とし、次いで栓体を出入口筒部から抜出して計測筒部内の計測液を容器本体内に戻し、該容器本体内に検体を装填後に、検体装填前と同様にして栓体の挿嵌と空気の排出を行い、計測筒部内の上昇した液面位置と前記ゼロ点との差から検体の体積を測定するように構成されてなる、体積測定装置。
IPC (1件):
G01F 17/00
FI (1件):
G01F17/00 B

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