特許
J-GLOBAL ID:201303093887109580

養液栽培システムおよびこれを用いた養液栽培方法、並びに養液栽培用ポット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 岩瀬 吉和 ,  小野 誠 ,  金山 賢教 ,  城山 康文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-084642
公開番号(公開出願番号):特開2013-034472
出願日: 2012年04月03日
公開日(公表日): 2013年02月21日
要約:
【課題】安定的に果菜又は果実の糖度を高めることができ、さらに根の温度を最適範囲内に制御することにより、年間を通しての収量も増加させることが可能になる養液栽培システムを提供する。【解決手段】養液が流れる栽培ベッド1と、この栽培ベッド内に配置されるとともに栽培すべき株の苗が植設された複数の栽培ポット2と、栽培ベッドに養液を供給する養液の循環供給システムとを備え、栽培ポット2は、底部に形成された開口部3が、養液を通し、かつ株の根を通さないシート状部材4によって塞がれており、養液の循環供給システムは、養液が蓄えられた循環タンク7と、循環タンク内の養液を栽培ベッド内へ常時栽培ポットの下部が浸る流量で供給可能なポンプ9と、循環タンク内の養液を予め設定された温度範囲内に保持する温度調節手段19、20と、循環タンク内の養液の濃度を変化させる濃度調整手段12a、12b、17、18とを有してなる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一端部から他端部に向けて養液が流れる栽培ベッドと、この栽培ベッド内に配置されるとともに栽培すべき株の苗が植設された複数の栽培ポットと、上記栽培ベッドに上記養液を供給する養液の循環供給システムとを備えてなり、 上記栽培ポットは、底部に開口部が形成され、当該開口部が、上記養液を通し、かつ上記株の根を通さないシート状部材によって塞がれているとともに、 上記養液の循環供給システムは、当該養液が蓄えられた循環タンクと、この循環タンク内の上記養液を上記栽培ベッドの上記一端部へ送る供給ラインと、この供給ラインに介装されて上記養液を上記栽培ベッド内へ常時上記栽培ポットの下部が浸る流量で供給可能なポンプと、上記栽培ベッドの上記他端部から上記養液を上記循環タンクに戻す戻りラインと、上記養液を予め設定された温度範囲内に保持する温度調節手段と、上記循環タンク内の上記養液の濃度を変化させる濃度調整手段とを有してなることを特徴とする養液栽培システム。
IPC (2件):
A01G 31/00 ,  A01G 9/02
FI (3件):
A01G31/00 601B ,  A01G31/00 601A ,  A01G9/02 101Q
Fターム (12件):
2B314MA12 ,  2B314MA33 ,  2B314PB02 ,  2B314PB27 ,  2B314PB41 ,  2B327NC01 ,  2B327NC38 ,  2B327NC39 ,  2B327ND15 ,  2B327ND20 ,  2B327QB10 ,  2B327QC14
引用特許:
審査官引用 (11件)
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