特許

J-GLOBAL ID：201303093958761771

放射線計測装置の較正方法及び粒子線治療装置

発明者： 高柳 泰介 ,  西内 秀晶 ,  田所 昌宏 ,  藤井 祐介 ,  榮 武二 ,  照沼 利之
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (2件)： 春日 讓 ,  猪野木 雄一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-043532
公開番号（公開出願番号）：特開2013-181756
出願日： 2012年02月29日
公開日（公表日）： 2013年09月12日
要約：

【課題】積層型の放射線計測装置において、水ファントム計測装置を用いることなく、短時間且つ容易にセンサー毎の出力のバラつきを較正できる放射線計測装置及びその較正方法を提供する。【解決手段】放射線計測装置101のセンサー部203は、複数のセンサーが粒子線のビーム方向に積層されている。ダミー吸収体208は、複数のセンサーの平均の水等価厚と等しい水等加厚を有しており、放射線の進行方向に対してセンサー部の上流側に設置される。信号処理装置205は、放射線を放射線計測装置101に照射し、各センサーで生じた電気信号を計測した第1の計測で得た計測結果と、センサー部を放射線の進行方向に移動するとともに、ダミー吸収体を設置し、第1の計測と同じ条件で放射線を照射し、各センサーで生じた電気信号を計測した第2の計測で得た計測結果とを用い、各センサーの較正係数を算出する。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

放射線センサーを積層したセンサー部を有する放射線計測装置であって、 前記積層された放射線センサーの平均水等価厚と等しい水等価厚を有するダミー吸収体と、 前記センサー部の計測方向の前方かつ放射線の通過線上となる位置に前記ダミー吸収体を設置するダミー吸収体駆動制御部と、 前記センサー部を前記積層された放射線センサーの平均厚と等しい距離を前記放射線の通過線上において移動させるセンサー部駆動制御装置と、 前記ダミー吸収体が前記位置に設置されるときの前記放射線計測装置の計測結果と、前記ダミー吸収体が前記位置に設置されないときの前記放射線計測装置の計測結果と、前記それぞれの計測結果を取得する間に出射された前記放射線の出射線量の積算値とに基づき前記各放射線センサーの較正係数を算出する信号処理装置と、を備えることを特徴とする放射線計測装置。

IPC (6件)：

G01T 1/17 ,  A61N 5/00 ,  G01T 7/00 ,  G21K 1/10 ,  G21K 3/00 ,  H05H 13/04

FI (6件)：

G01T1/17 E ,  A61N5/00 ,  G01T7/00 C ,  G21K1/10 A ,  G21K3/00 W ,  H05H13/04 M

Fターム (28件)：

2G085AA03 ,  2G085AA11 ,  2G085AA13 ,  2G085EA07 ,  2G088FF14 ,  2G088FF17 ,  2G088FF19 ,  2G088GG01 ,  2G088GG03 ,  2G088GG17 ,  2G088GG21 ,  2G088JJ27 ,  2G088KK29 ,  2G088LL28 ,  2G188BB14 ,  2G188BB17 ,  2G188BB19 ,  2G188CC01 ,  2G188CC03 ,  2G188CC20 ,  2G188CC28 ,  2G188DD28 ,  2G188EE29 ,  2G188FF30 ,  4C082AC04 ,  4C082AE03 ,  4C082AG09 ,  4C082AP02

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 放射線計測装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2009-016105   出願人：株式会社日立製作所
• 放射線断層撮影装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-104120   出願人：株式会社島津製作所