特許
J-GLOBAL ID：201303094225602592
遊技機
出願人/特許権者：
代理人 (1件)： 皆川 祐一
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-285211
特許番号：特許第5307287号
出願日： 2012年12月27日
要約：
【課題】2以上の不正解小役を正解小役(押し順小役)と重複して当選させる抽選テーブルを有する構成において、不正解小役の入賞率(取得率)を下げることができる、遊技機を提供する。
【解決手段】抽選区分「1」に定められた当選役には、正解小役である「小役ベル」ならびに不正解小役である「小役1」および「小役2」が含まれる。「小役1」に対応づけられた図柄の並びは、左から「リプ」図柄-「A」図柄-「A」図柄の並びである。「小役2」に対応づけられた図柄の並びは、左から「リプ」図柄-「A」図柄-「a」図柄の並びである。「B」図柄は、リール停止制御で「B」図柄を入賞ライン上に停止させることが可能な所定の第2引込可能範囲内に複数配置されている。一方、「b」図柄は、「b」図柄の最大引込範囲が第2引込可能範囲内に含まれるように配置されている。
【選択図】図3
請求項（抜粋）：
【請求項1】 正解図柄、第1不正解図柄、第2不正解図柄、第1制御図柄および第2制御図柄を含む所定数の図柄の配列を有し、当該配列を周回移動させることにより、図柄を変動表示させる複数の図柄表示手段と、
前記図柄表示手段の変動表示の開始を指示するために操作される始動指示手段と、
各図柄表示手段に対応して設けられ、前記図柄表示手段の変動表示の停止を指示するために操作される停止指示手段と、
前記始動指示手段が操作されたことに応答して、すべての前記図柄表示手段の変動表示を開始させる開始制御手段と、
複数の抽選区分が設定され、前記抽選区分ごとに1又は複数の役および抽選値を対応づけることによって作成された抽選テーブルを記憶する抽選テーブル記憶手段と、
前記始動指示手段が操作されたことに応答して、乱数を取得し、当該乱数と一致する抽選値が含まれる前記抽選区分を決定する抽選実行手段と、
前記図柄表示手段の変動表示の開始後、前記停止指示手段が操作されたことに応答して、前記抽選実行手段によって決定された前記抽選区分に基づいて、当該停止指示手段が操作されたタイミングでの当該停止指示手段に対応する前記図柄表示手段の図柄の配列の位置を基準として、当該図柄表示手段の変動表示を所定の最大引込コマ数以下で移動させて停止させる停止制御手段と、
各役に対応づけて設定された図柄の並びが各図柄表示手段の1つの図柄が並ぶ1ラインからなる入賞ライン上に停止したか否かを判定する入賞判定手段とを含み、
前記抽選区分には、前記正解図柄を含む図柄の並びである正解出目が対応づけられた正解小役、前記第1不正解図柄を含む図柄の並びが対応づけられた第1不正解小役、および前記第1制御図柄を含む図柄の並びが対応づけられた第1制御小役が定められた第1抽選区分と、前記正解小役、前記第2不正解図柄を含む図柄の並びが対応づけられた第2不正解小役、および前記第2制御図柄を含む図柄の並びが対応づけられた第2制御小役が定められた第2抽選区分とが含まれ、
前記第1抽選区分および前記第2抽選区分には、それぞれ正解となる前記停止指示手段の操作順が対応づけて定められており、
前記正解図柄は、前記正解図柄間の間隔が前記最大引込コマ数以下となるように複数配置されており、
前記第1不正解図柄は、前記停止制御手段による停止制御で前記第1不正解図柄を前記入賞ライン上に停止させることが可能な所定の第1引込可能範囲内に複数配置され、
前記第2不正解図柄は、前記停止制御手段による停止制御で前記第2不正解図柄を前記入賞ライン上に停止させることが可能な所定の第2引込可能範囲内に複数配置されており、
前記第1引込可能範囲と前記第2引込可能範囲とは、互いに重複しないように排他的に設定されており、
前記第1制御図柄は、前記第1制御図柄の最大引込範囲が前記第1引込可能範囲内に含まれるように配置され、
前記第2制御図柄は、前記第2制御図柄の最大引込範囲が前記第2引込可能範囲内に含まれるように配置されており、
前記停止制御手段は、前記抽選実行手段によって前記第1抽選区分または前記第2抽選区分が決定され、かつ、前記停止指示手段の操作順が正解であった場合に、前記正解出目が前記入賞ライン上に停止するように、前記図柄表示手段の変動表示を停止させる、遊技機。
IPC (1件)：
FI (1件)：
引用特許：
Copyright (c) 2009 Japan Science and Technology Agency. All Rights Reserved