特許
J-GLOBAL ID:201303094579401284

自転車用変速機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩崎 博孝
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-134382
特許番号:特許第5145567号
出願日: 2012年06月14日
要約:
【課題】自動変速機構における高負荷時のチェーンの弛み発生を防止する。 【解決手段】ペダルクランク軸114と同軸配置された2種類の円板が負荷に応じて相対回転することによって前記ペダルクランク軸114の半径方向に接近・離反可能に構成されたチェーン係止部106、108を少なくとも2つ備えた自転車用変速機構100であって、前記チェーン係止部106、108は、前記2種類の円板から回転可能に軸支された第1のスプロケット106で構成されると共に前記ペダルクランク軸114の円周方向に等間隔で配置され、当該第1のスプロケット106は、自転車が前進する際の前記ペダルクランク軸114の回転方向と同じ回転方向にのみ回転可能とされていることを特徴とする自転車用変速機構100。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 ペダルクランク軸と同軸配置された2種類の円板がチェーンから受ける負荷に応じて相対回転することによって前記ペダルクランク軸の半径方向に接近・離反可能に構成されたチェーン係止部を2つ備えた自転車用変速機構であって、 前記チェーン係止部は、前記2種類の円板から回転可能に軸支された第1のスプロケットで構成されると共に前記ペダルクランク軸の円周方向に等間隔で配置され、 当該第1のスプロケットは、自転車が前進する際の前記ペダルクランク軸の回転方向と同じ回転方向にのみ回転可能とされ、 前記2種類の円板の相対回転が、ペダルクランク軸を巻回するように配置されたバネ部材によって制御されると共に、 前記2種類の円板にはそれぞれ所定幅の長穴形状のスリットが形成され、 前記第1のスプロケットは、スプロケット軸を介してこれら2種類の円板から支持され、 当該第1のスプロケットと前記スプロケット軸との間に一方向にのみ回転を許容するラチェット機構を備え、且つ、当該スプロケット軸は前記スリットの所定幅よりも僅かに小さな外周面を有する円形駒を介して前記スリットにスライド可能に遊嵌すると共に前記2種類の円板のうち一方の円板のスリットに対しては更にもう一つの円形駒及び当該円形駒を支持するピンを配置し当該ピンと前記スプロケット軸とを連結固定することによって、前記第1のスプロケットが、自転車が前進する際の前記ペダルクランク軸の回転方向と同じ回転方向にのみ回転可能とされている ことを特徴とする自転車用変速機構。
IPC (1件):
B62M 9/08 ( 200 6.01)
FI (1件):
B62M 9/08 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭54-027146
  • 特開昭60-259587
  • 特開昭49-100739
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審査官引用 (7件)
  • 特開昭54-027146
  • 特開昭56-160281
  • 特開昭51-098471
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