特許
J-GLOBAL ID:201303094714341351
クラッチ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
落合 健
, 仁木 一明
, ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-075792
公開番号(公開出願番号):特開2013-204750
出願日: 2012年03月29日
公開日(公表日): 2013年10月07日
要約:
【課題】クラッチインナの加速回転時に、受圧板および押圧板間の摩擦板を圧着する側に押圧板を付勢するクラッチばねのばね付勢力を、圧着力増強手段で増大させるようにしたクラッチ装置において、可動カム部材を独立して形成することで加工性を高めるとともに可動カム部材の材質選択の自由度を高めつつ、部品点数の増大を回避する。【解決手段】圧着力増強手段26が、クラッチインナ18Aの加速回転時にクラッチインナ18Aから独立して移動するようにしてクラッチインナ18Aおよび可動ばね受け手段39Aとは別体に形成される可動カム部材52を構成要素の一部としたカム機構50を有し、可動カム部材52に、可動ばね受け手段39Aに係合して可動ばね受け手段39Aを移動させる係合部62Aが設けられる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力部材(16)に連動、連結されるクラッチアウタ(17)と、出力部材(11)に連動、連結されるクラッチインナ(18A,18B)と、前記クラッチアウタ(17)に係合される複数枚の駆動摩擦板(19)と、それらの駆動摩擦板(19)と交互に重ね合わされて前記クラッチインナ(18)に係合される複数枚の被動摩擦板(20)と、複数枚ずつの前記駆動摩擦板(19)および前記被動摩擦板(20)のうち前記クラッチインナ(18A,18B)の軸方向に沿う一端に配置される摩擦板に対向して配置される受圧板(21A,21B)と、複数枚ずつの前記駆動摩擦板(19)および前記被動摩擦板(20)を前記受圧板(21A,21B)との間に挟む押圧板(22A,22B)と、前記駆動摩擦板(19)および前記被動摩擦板(20)を前記受圧板(21A,21B)との間で圧着する側に前記押圧板(22A,22B)を付勢するばね付勢力を発揮するクラッチばね(25)と、前記クラッチインナ(18A,18B)の加速回転に応じて前記クラッチばね(25)による前記押圧板(22A,22B)の付勢力を増強する圧着力増強手段(26)とを備えるクラッチ装置において、前記圧着力増強手段(26)が、前記クラッチばね(25)を前記押圧板(22A,22B)との間に圧縮状態で介在させる可動ばね受け手段(39A,39B)と、前記クラッチインナ(18A,28B)が加速回転するのに応じて該クラッチインナ(18A,18B)から独立して前記軸方向に沿う一方に移動するようにして前記クラッチインナ(18A,18B)および前記可動ばね受け手段(39A,39B)とは別体に形成される可動カム部材(52)を構成要素の一部として前記クラッチインナ(18A,18B)および前記出力部材(11)間に設けられるカム機構(50)とを有し、前記可動カム部材(52)には、前記軸方向に沿う一方への移動時に前記可動ばね受け手段(39A,39B)に係合して前記クラッチばね(25)を圧縮する側に前記可動ばね受け手段(39A,39B)を移動させる係合部(62A,62B)が設けられることを特徴とするクラッチ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16D13/70 A
, F16D13/52 C
Fターム (12件):
3J056AA60
, 3J056BA04
, 3J056BB07
, 3J056BB21
, 3J056BB32
, 3J056BE07
, 3J056CC13
, 3J056CC32
, 3J056CC39
, 3J056CC43
, 3J056GA02
, 3J056GA13
引用特許:
出願人引用 (3件)
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多板式クラッチ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-058283
出願人:本田技研工業株式会社
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多板摩擦クラッチ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-318781
出願人:ヤマハ発動機株式会社
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特開昭61-030459
審査官引用 (3件)
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多板式クラッチ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-058283
出願人:本田技研工業株式会社
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多板摩擦クラッチ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-318781
出願人:ヤマハ発動機株式会社
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特開昭61-030459
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