特許
J-GLOBAL ID:201303094717327414

ATRPポリマー含有の顔料組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 萼 経夫 ,  中村 壽夫 ,  宮崎 嘉夫 ,  加藤 勉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-592338
特許番号:特許第5035938号
出願日: 1999年12月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】a)0.1重量%ないし99.9重量%の次式(I) で表されるブロックコポリマー(式中、Inは、塩化ベンジル、α,α′-ジクロロキシレン若しくはα,α′-ジブロモキシレン、ヘキサキス-(α-クロロメチル)-ベンゼン、ヘキサキス-(α-ブロモメチル)-ベンゼン、2-クロロプロピオン酸、2-ブロモプロピオン酸、2-クロロイソ酪酸、2-ブロモイソ酪酸、1-塩化フェネチル、1-臭化フェネチル、メチル2-クロロプロピオン酸、エチル2-クロロプロピオン酸、メチル2-ブロモプロピオン酸、エチル2-ブロモプロピオン酸、エチル-2-ブロモイソ酪酸若しくはエチル-2-クロロイソ酪酸、クロロアセトニトリル、ブロモアセトニトリル、2-クロロプロピオニトリル若しくは2-ブロモプロピオニトリル、α-ブロモ-ベンズアセトニトリル及びα-ブロモ-γ-ブチロラクトンから選ばれる重合開始剤の重合開始フラグメントを表し;及び pは、1又は2であり; A及びBは、極性の異なる、及びエチレン性不飽和モノマーの反復する単位からなるポリマーブロックを表し及び ここで、極性の違いが、ポリマーブロックA及びBと官能性モノマーの異なる量との共重合により得られ、 及びここで、ポリマーブロックBが、ポリマーブロックAと比較してより親水性であり、及びより多くの官能基を所有するモノマーからなるものであって、該モノマーが、アクリル又は炭素原子数1ないし4のアルキルアクリル酸、又はそれらの無水物及び塩類、アクリル又は炭素原子数1ないし4のアルキルアクリル酸-モノ-又はジ-炭素原子数1ないし4のアルキルアミノ-炭素原子数2ないし4のアルキルエステル及びそれらの塩類、アクリル又は炭素原子数1ないし4のアルキルアクリル酸-ヒドロキシ-炭素原子数2ないし4のアルキルエステル、アクリル又は炭素原子数1ないし4のアルキルアクリル酸-(炭素原子数1ないし4のアルキル)3シリルオキシ-炭素原子数2ないし4のアルキルエステル、アクリル又は炭素原子数1ないし4のアルキルアクリル酸-(炭素原子数1ないし4のアルキル)3シリル-炭素原子数2ないし4のアルキルエステル、アクリル又は炭素原子数1ないし4のアルキルアクリル酸-複素環-炭素原子数2ないし4のアルキルエステル及びそれらの塩類、炭素原子数1ないし24のアルコキシル化ポリ-炭素原子数2ないし4のアルキレングリコールアクリル又は炭素原子数1ないし4のアルキルアクリル酸エステル、アクリル又は炭素原子数1ないし4のアルキルアクリルアミド、アクリル又は炭素原子数1ないし4のアルキルアクリルモノ-又は-ジ-炭素原子数1ないし4のアルキルアミド、アクリル又は炭素原子数1ないし4のアルキルアクリル-ジ-炭素原子数1ないし4のアルキルアミノ-炭素原子数2ないし4のアルキルアミド及びそれらの塩類、アクリル又は炭素原子数1ないし4のアルキルアクリル-アミノ-炭素原子数2ないし4のアルキルアミド、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、4-アミノスチレン及びその塩類、ジ-炭素原子数1ないし4のアルキルアミノスチレン及びその塩類、ビニル基置換された複素環化合物、スチレンスルホン酸及びその塩類、安息香酸ビニル及び塩類、ビニルホルムアミド及びスルホン酸アミド誘導体、からなる群より選ばれ、 x及びyは、0以上の数字であり、ポリマーブロックA及びB中のモノマーの反復する単位の数を定義し; Xは、塩素原子又は臭素原子を表し;及び qは、0以上の数字を表す。);及び b)0.1ないし99.9重量%の分散性無機又は有機顔料粒子 を含む組成物の調製方法であって、 該方法が、次式(II) (式中、In、p及びqは上記に定義されているとおりであり、Xは塩素原子又は臭素原子を表す)で表される重合開始剤及び制御された原子ラジカル重合を活性化することができる触媒の存在下、フラグメントA及びBを、原子移動重合(ATRP)により共重合させること、及び アゾ、ジスアゾ、ナフトール、ベンズイミダゾロン、アゾ縮合物、金属錯体、イソインドリノン、及びイソインドリン顔料から選ばれるアゾ顔料群、キノフタロン顔料、ジオキサジン顔料、及びインディゴ、チオインディゴ、キナクリドン、フタロシアニン、ペリレン、ペリオノンから選ばれる多環式顔料群、アミノアントラキノン又はヒドロキシアントラキノン、アントラピリミジン、インダントロン、フラバントロン、ピラントロン、アンタントロン及びイソビオラントロンから選ばれるアントラキノン、ジケトピロールピロール、及びカルバゾール、顔料及び真珠光沢のフレーク、からなる群より選ばれるか、或いはアルミニウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、及びケイ酸塩、酸化鉄(III)、酸化クロム(III)、酸化チタン(IV)、酸化ジルコニウム(IV)、酸化亜鉛、硫酸亜鉛、リン酸亜鉛、混合した金属リン酸、硫酸モリブデン、硫酸カドミウム、カーボンブラック又はグラファイト、バナジン酸塩、クロム酸塩及びモリブデン酸塩、及びそれらの混合物、結晶体、又は変性体、からなる群より選ばれる分散性顔料粒子、及び 所望により、アルキド、アクリル酸、ポリエステル、フェノール、メラミン、エポキシ及びポリウレタン樹脂、及びそれらの混合物からなる群より選ばれるバインダー、 炭酸カルシウム、ケイ酸塩、ガラス繊維、ガラスビーズ、タルク、カオリン、マイカ、硫酸バリウム、金属酸化物、及び金属水酸化物、カーボンブラック、グラファイト、木粉、他の天然物の粉体及び繊維、並びに、合成繊維からなる群より選ばれる充填剤又は 界面活性剤、安定剤、消泡剤、染料、可塑剤、チキソトロープ剤、乾燥触媒、皮張り防止剤及び均展剤からなる群より選ばれる他の慣用的な添加剤を添加することよりなる、 前記調製方法。
IPC (3件):
C09D 17/00 ( 200 6.01) ,  C08F 4/40 ( 200 6.01) ,  C08F 293/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
C09D 17/00 ,  C08F 4/40 ,  C08F 293/00
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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