特許
J-GLOBAL ID:201303094790174812

過マンガン酸塩還元性化合物を除去することによって酢酸流を精製する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  富田 博行 ,  星野 修 ,  小磯 貴子 ,  吉田 樹里
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-511279
公開番号(公開出願番号):特表2013-526571
出願日: 2011年05月17日
公開日(公表日): 2013年06月24日
要約:
酢酸を製造するために第VIII族金属カルボニル化触媒の存在下でメタノールをカルボニル化することによって形成される過マンガン酸塩還元性化合物(PRC)を減少及び/又は除去する方法を開示する。より詳しくは、かかるカルボニル化プロセスによる酢酸の形成中に中間体流からPRC又はそれらの前駆体を減少及び/又は除去する方法を開示する。特に、軽質留分カラムからの低沸点塔頂蒸気流を蒸留にかけて塔頂流を得て、これを抽出にかけてプロセスからPRCを選択的に除去及び/又は減少させる方法を開示する。この方法は、反応システム全体における水分制御を向上させるために、蒸留工程及び/又は抽出工程から得られる1以上の戻り流を軽質留分カラム及び/又は乾燥カラムに再循環する工程を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
酢酸及び1種類以上のPRCを含む粗酢酸組成物から過マンガン酸塩還元性化合物(PRC)を除去する方法であって、 (a)軽質留分カラム内において、粗酢酸組成物をPRCに富む流れ及び酢酸流に分離し; (b)PRCに富む流れを水性相及び有機相に分離し; (c)蒸留カラム内において、水性相を塔頂流及び塔底流に分離し;そして (d)塔底流のアリコート部分を含む第1の戻り流を軽質留分カラムに送る; 工程を含む上記方法。
IPC (2件):
C07C 51/44 ,  C07C 53/08
FI (2件):
C07C51/44 ,  C07C53/08
Fターム (9件):
4H006AA02 ,  4H006AD11 ,  4H006AD16 ,  4H006BB15 ,  4H006BB31 ,  4H006BD40 ,  4H006BD41 ,  4H006BD53 ,  4H006BS10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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