特許
J-GLOBAL ID:201303095084744971

騒音観測装置及び騒音観測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 崇裕
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-177181
特許番号:特許第5150004号
出願日: 2012年08月09日
要約:
【課題】飛行場内のように複数の音源が存在する騒音環境下において、同時に複数の騒音が発生した場合でも、相互相関法を用いて騒音を識別することができる技術を提供する。 【解決手段】騒音観測装置は、X軸,Y軸,Z軸の各軸線上に2つずつ配置された4つのマイクロホンM0〜M3を用いて、各軸線別に各マイクロホンM0〜M3に到達した音の相互相関係数を算出する相互相関係数計算部112と、相互相関係数がピーク傾向を示す複数の時間遅れを相互相関係数の大きい順に抽出するピーク探索処理部114と、複数の時間遅れの変動を時間領域で収集し、各軸線別に連続した時間遅れの集合を形成するセグメント化処理部116と、各軸線別の時間遅れの集合について、異なる軸線間での正規化相互相関を算出する正規化相互相関係数計算部122と、正規化相互相関係数から音源が同じ時間遅れの集合同士を組み合わせるセグメント統合処理部124とを備える。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の音源が存在する観測空間内で規定される複数の軸線上にそれぞれ間隔を置いて配置された2つのマイクロホンを用いて、各軸線別に各マイクロホンに到達した音の相互相関係数を定時毎に算出する算出手段と、 前記算出手段により定時毎に算出された相互相関係数がピーク傾向を示す複数の時間遅れについて、相互相関係数の大きい順に抽出した複数の時間遅れの変動を時間領域で収集し、各軸線別に連続した時間遅れの集合を形成する集合化手段と、 前記集合化手段により形成された各軸線別の時間遅れの集合について、異なる軸線間での相互相関から音源を同一とする時間遅れの集合同士を組み合わせる統合化手段と を備えた騒音観測装置。
IPC (1件):
G01H 3/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01H 3/00 A

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