特許
J-GLOBAL ID:201303096167938642

位相検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉田 稔 ,  田中 達也 ,  仙波 司 ,  鈴木 泰光 ,  臼井 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-030232
公開番号(公開出願番号):特開2013-167500
出願日: 2012年02月15日
公開日(公表日): 2013年08月29日
要約:
【課題】不平衡成分や高調波成分の影響を抑制して高精度で入力信号の位相を検出する。【解決手段】位相検出装置10は、三相電圧信号vu,vv,vwを互いに直交する電圧信号vα,vβに変換する三相二相変換部11、下記行列を用いて電圧信号vα,vβから基本波成分を抽出する基本波抽出部12及びその出力信号を正規化する正規化部13を含む基本波直交成分算出部10Aと、基本波直交成分算出部10Aから出力される電圧信号(sin(θ),cos(θ))(θは入力信号の位相)を用いて位相θ’を位相θに一致させるPLL処理部10Bを備える。 【数1】【選択図】 図3
請求項(抜粋):
交流信号の基本波成分の位相を検出する位相検出装置であって、 前記交流信号に基づく第1の信号および第2の信号から基本波成分を抽出して、第1の基本波信号および第2の基本波信号を生成する基本波抽出手段と、 位相を生成して出力する位相生成手段と、 前記位相生成手段で生成された位相と前記第1の基本波信号または第2の基本波信号の位相との位相差を演算する位相差演算手段と、 前記位相差がゼロでなければ、当該位相差に基づき前記位相生成手段で生成された位相を当該位相差が減少する方向に変更し、前記位相差がゼロであれば前記位相生成手段で生成された位相を保持する制御を行う位相制御手段と、 を備えており、 前記基本波抽出手段は、 前記第1の信号を第1の伝達関数によって信号処理し、前記第2の信号を第2の伝達関数によって信号処理し、これらを加算することで前記第1の基本波信号を生成し、前記第1の信号を第3の伝達関数によって信号処理し、前記第2の信号を前記第1の伝達関数によって信号処理し、これらを加算することで前記第2の基本波信号を生成し、 前記交流信号の基本波成分の角周波数をω0、時定数をTとした場合、 前記第1の伝達関数は、 G1(s)=(T・s+1)/{(T・s+1)2+(T・ω0)2} であり、 前記第2の伝達関数は、 G2(s)=-T・ω0/{(T・s+1)2+(T・ω0)2} であり、 前記第3の伝達関数は、 G3(s)=T・ω0/{(T・s+1)2+(T・ω0)2} である、 ことを特徴とする位相検出装置。
IPC (2件):
G01R 25/00 ,  H02M 7/48
FI (3件):
G01R25/00 ,  H02M7/48 R ,  H02M7/48 Y
Fターム (15件):
2G030AA01 ,  2G030AD01 ,  2G030AD07 ,  2G030AD08 ,  2G030AG06 ,  5H007AA06 ,  5H007BB07 ,  5H007CA01 ,  5H007CB05 ,  5H007CC23 ,  5H007DA05 ,  5H007DB02 ,  5H007DC02 ,  5H007DC05 ,  5H007EA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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