特許
J-GLOBAL ID:201303096388066186

空気調和機、通信異常の原因推定方法、及び、通信異常の原因推定プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-094585
公開番号(公開出願番号):特開2013-221707
出願日: 2012年04月18日
公開日(公表日): 2013年10月28日
要約:
【課題】空気調和機における基板間での通信異常について、その原因を推定できるようにする。【解決手段】空気調和機の2つの基板の一方を一次局、他方を二次局として通信路を介して相互に通信可能である場合に起こり得る通信異常の原因推定方法等であって、アクチュエータの動作履歴を記憶し、一次局/二次局間での送受信工程を一定周期で繰り返し実行するとともに、当該送受信工程において二次局からの受信ができないという通信異常の事象が発生した場合は、その事象の発生を逐次記憶する。そして、所定期間内に事象の発生回数が単調に増加していく場合は、通信路が故障していると推定する。一方、発生回数が単調に増加しない場合は、事象の発生と同時期にアクチュエータが動作した場合にはそのノイズが通信異常の原因と推定し、そのようなアクチュエータが無い場合には、通信異常の原因は外部要因と推定する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
空気調和機に搭載される第1の基板(8)を一次局、第2の基板(9)を二次局として通信路(14,14c)を介して相互に通信可能である場合に起こり得る通信異常の原因推定方法であって、 前記空気調和機に含まれる複数のアクチュエータ(3〜6)の動作履歴を記憶し、 前記一次局から前記二次局にデータを送信し、それに応じて前記二次局から返答があればこれを受信するという送受信工程を一定周期で繰り返し実行するとともに、当該送受信工程において前記二次局からの受信ができないという通信異常の事象が発生した場合は、その事象の発生を逐次記憶し、 少なくとも3通りの推論に照らして原因を推定し、当該推論には、所定期間内に前記事象の発生回数が単調に増加していく場合は、前記通信路(14,14c)が故障しているとする第1の推論と、前記発生回数が単調に増加せず、かつ、前記事象の発生と同時期にいずれかのアクチュエータが動作した場合には、当該アクチュエータが発生するノイズが通信異常の原因であるとする第2の推論と、前記発生回数が単調に増加せず、かつ、前記事象の発生と同時期に動作したアクチュエータが無い場合には、通信異常の原因は外部要因であるとする第3の推論とが含まれる ことを特徴とする通信異常の原因推定方法。
IPC (2件):
F24F 11/02 ,  F24F 1/20
FI (2件):
F24F11/02 103C ,  F24F1/20
Fターム (7件):
3L260AB02 ,  3L260BA56 ,  3L260BA57 ,  3L260CB70 ,  3L260DA10 ,  3L260GA17 ,  3L260JA01

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