特許
J-GLOBAL ID:201303096729709161

共有結合コーティングを有するシリコーンハイドロゲルレンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (10件): 特許業務法人 津国 ,  津国 肇 ,  柳橋 泰雄 ,  伊藤 佐保子 ,  川田 秀美 ,  安藤 雅俊 ,  柴 大介 ,  杉本 将市 ,  角野 ゆり子 ,  齋藤 房幸
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-543176
公開番号(公開出願番号):特表2013-513135
出願日: 2010年12月06日
公開日(公表日): 2013年04月18日
要約:
本発明は、レンズに共有結合しており、良好な親水性、無傷性及び耐久性を備えた親水性コーティングを表面に有するシリコーンハイドロゲルコンタクトレンズを製造するための費用効率的な方法を提供する。本発明は、また、コンタクトレンズに共有結合するプライムコーティング及びプライムコーティングに共有結合するトップコーティングからなる親水性コーティングを有するシリコーンハイドロゲルコンタクトレンズを提供する。
請求項(抜粋):
親水性コーティングを表面に有するシリコーンハイドロゲルコンタクトレンズの製造方法であって、 (a)少なくとも1つのシリコーン含有ビニルモノマー又はマクロマーと、アズラクトン含有ビニルモノマー又はマクロマーとを含む重合性(又はレンズ形成)組成物を、成形型中で重合させて、これにより、コンタクトレンズのポリマーマトリクス上に共有結合したアズラクトン部分を有するシリコーンハイドロゲルコンタクトレンズを形成する工程(ここで、アズラクトン含有ビニルモノマー又はマクロマーは、重合性組成物中に、約0.5%〜約5.0重量%で存在する); (b)コンタクトレンズを、ペンダント第一級又は第二級アミノ基を有するアンカー親水性ポリマーの溶液と、コンタクトレンズ上にプライムコーティングを形成するために十分な時間接触させる工程(ここで、プライムコーティングは、コンタクトレンズの表面又は表面近くの1つのアズラクトン部分とアンカー親水性ポリマーの1つのペンダント第一級又は第二級アミノ基間でそれぞれ形成される1つ以上の共有結合を介して、コンタクトレンズの表面に共有結合したアンカー親水性ポリマーの層を含む; (c)プライムコーティングの上部にトップコーティングを適用して、プライムコーティングに対して表面の親水性及び/又は耐久性が増加した親水性コーティングを形成する工程(ここで、トップコーティングは、カルボン酸含有親水性ポリマーの少なくとも1つの層及び/又はアゼチジニウム含有ポリマーの少なくとも1つの層を含み、カルボン酸含有親水性ポリマーの層は、プライムコーティングを表面に有するコンタクトレンズをカルボン酸含有親水性ポリマーの溶液と接触させることにより形成され、アゼチジニウム含有ポリマーの層は、表面にプライムコーティング、及び場合によりカルボン酸含有親水性ポリマーの層を有するコンタクトレンズを、アゼチジニウム含有ポリマーの溶液と接触させることにより形成され、カルボン酸含有親水性ポリマーの層及び/又はアゼチジニウム含有ポリマーの層は、アンカー親水性ポリマーの層に化学的及び/又は物理的に結合する) を含む、方法。
IPC (2件):
G02C 7/04 ,  C08F 290/06
FI (2件):
G02C7/04 ,  C08F290/06
Fターム (35件):
2H006BB05 ,  2H006BB07 ,  2H006BB10 ,  4J127AA06 ,  4J127BB031 ,  4J127BB111 ,  4J127BB221 ,  4J127BC021 ,  4J127BC151 ,  4J127BD291 ,  4J127BD331 ,  4J127BD421 ,  4J127BD491 ,  4J127BE51Y ,  4J127BE511 ,  4J127BF62X ,  4J127BF621 ,  4J127BF78X ,  4J127BF781 ,  4J127BG04X ,  4J127BG041 ,  4J127BG27X ,  4J127BG27Y ,  4J127BG271 ,  4J127BG38X ,  4J127BG381 ,  4J127CB011 ,  4J127CB162 ,  4J127CB163 ,  4J127CB284 ,  4J127CC161 ,  4J127CC291 ,  4J127CC382 ,  4J127EA28 ,  4J127FA26
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
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