特許
J-GLOBAL ID:201303097206747155

消波・魚礁ブロックの組立構造及び組立工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安彦 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-072758
公開番号(公開出願番号):特開2013-204275
出願日: 2012年03月28日
公開日(公表日): 2013年10月07日
要約:
【課題】現地での型枠の組み立て、コンクリートの打設及び脱型等を必要とせずに製作を可能とする消波・魚礁ブロックの組立構造及び組立工法を提供する。【解決手段】消波・魚礁ブロック1の上部の上枠体10と下部の下枠体20とこれを結合する連結体30をそれぞれ別個にPC工場で製作して、これらを船舶や車両によって現地まで運搬して接合し組立てるに当たり、波浪による繰り返し荷重にも対抗できるよう堅牢に結合され、安全に簡易に経済的に製作する構造と工法を開発し、即ちこれら部材同士の接合面の両側に接合面から離れた側の端部が閉塞された中空部が埋設され、これらの部材が接合された状態で、且つこれらの中空部に接合用異形鉄筋70が挿入された形態で、外部から中空部22、37にグラウトを注入して充填するためのグラウト注入手段と、中空部12、32にグラウトが充填されたことを外部から確認するためのグラウト確認手段とを有する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
上部の上枠体(10)と下部の下枠体(20)とを結合する連結体(30)を備える消波・魚礁ブロック(1)の組立構造において、 連結体(30)の上端面と上枠体(10)の下面との接合部(36)、(11)及び連結体(30)の下端面と下枠体(20)の上面との接合部(31)、(21)には、連結体(30)と上枠体(10)及び下枠体(20)とを接合するための接合用異形鉄筋(70)と、接合部(11)、(36)、(21)、(31)から上枠体(10)又は下枠体(20)と連結体(30)の内部側に向かって接合用異形鉄筋(70)を挿入するための中空部(12)、(37)、(22)、(32)とが設けられ、 中空部(12)、(37)、(22)、(32)は、接合部(11)、(36)、(21)、(31)から離れた側の端部が閉塞され、連結体(30)の上端面と上枠体(10)の下面との接合部(36)、(11)及び連結体(30)の下端面と下枠体(20)の上面との接合部(31)、(21)において、同一の略鉛直方向の略中心軸線を有して上下方向で一対に設けられ、中空部(12)、(37)、(22)、(32)に接合用異形鉄筋(70)が挿入された状態で、外部から中空部(12)、(37)、(22)、(32)にグラウトを注入して充填するためのグラウト注入手段と、中空部(12)、(37)、(22)、(32)にグラウトが充填されたことを外部から確認するためのグラウト確認手段とを有すること を特徴とする消波・魚礁ブロックの組立構造。
IPC (1件):
E02B 3/14
FI (1件):
E02B3/14 301
Fターム (15件):
2D118AA11 ,  2D118AA26 ,  2D118BA02 ,  2D118CA01 ,  2D118CA07 ,  2D118CA08 ,  2D118DA03 ,  2D118HA04 ,  2D118HA20 ,  2D118HA24 ,  2D118HB02 ,  2D118HB04 ,  2D118HD01 ,  2D118HD09 ,  2D118JA01

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