特許
J-GLOBAL ID:201303097219671409

溶接トランスと溶接トランス組体と溶接装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 雄二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-042873
公開番号(公開出願番号):特開2013-179205
出願日: 2012年02月29日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】高速で精密な大電流の溶接制御を可能にし消費電力も節減する。【解決手段】環状磁心25と、分割巻きされた1次コイル12と、1次コイル12の各間隙12aに交互に1個ずつ挟み込まれた複数の正側コイル14と複数の負側コイル16とを備える。コイルは、接続基板62の一方の面に固定される。接続基板62の他方の面上で、正側コイル14は第1連結極板44を介して正側導体30に電気接続される。負側コイル16は第2連結極板46を介して負側導体32に電気接続される。正側コイル14と負側コイル16の接続部は第3連結極板48に電気接続される。薄い絶縁層31を挟んで、一方に正側導体30と整流素子18と第1極板34を、他方に負側導体32と整流素子20と第2極板36とを配置し、第1極板34と第2極板36を第3極板38で電気接続する。小型大容量で、複数のユニットを組み合わせて、出力側を並列接続して使用できる。【選択図】図12
請求項(抜粋):
平行部25aと両端のU字状の湾曲部25bにより構成される環状磁心25と、 前記環状磁心25の平行部25aに、複数の部分に分けて間隙12aを空けて分割巻きされる1次コイル12と、 前記1次コイル12と共に環状磁心25の平行部25aに巻回され、前記1次コイル12に設けられた前記各間隙12aに1個ずつ挟み込むように、複数の正側コイル14と複数の負側コイル16とを交互に配列した2次コイルと、 前記複数の正側コイル14は全て並列接続されるかもしくは全部または一部が直列接続され、前記複数の負側コイル16は全て並列接続されるかもしくは全部または一部が直列接続され、前記接続された複数の正側コイル14と前記複数の負側コイル16とが互いに直列接続されるように、前記正側コイル14と負側コイル16の端子間を電気接続をする導体群を有し、かつ、前記導体群により、前記全ての正側コイル14と負側コイル16とを一方の面上に支持固定する接続基板62を備え、 前記複数の正側コイル14の一方の端子は、前記接続基板62の他方の面上で、前記環状磁心25の平行部25aに平行な方向に伸びた第1連結極板44に電気接続され、 前記複数の負側コイル16の一方の端子は、前記接続基板62の他方の面側で、前記環状磁心25の平行部25aに平行な方向に伸びた第2連結極板46に電気接続され、 前記正側コイル14と負側コイル16の他端は、共に、前記接続基板62の他方の面側で、前記環状磁心25の平行部25aに平行な方向に伸びた第3連結極板48に電気接続され、 前記第1連結極板44には、正側導体30が連結され、 前記第2連結極板46には、負側導体32が連結され、 前記正側導体30と負側導体32とは、前記接続基板62の他方の面側において、当該他方の面から垂直に離れる方向に伸びる境界面に配置された絶縁層31を介して重ね合わされた一対の導体板であって、 前記正側導体30と第1極板34に挟まれて、前記正側導体30に負極を接触させ前記第1極板34に正極を接触させた整流素子18と、 前記負側導体32と第2極板36に挟まれて、前記負側導体32に負極を接触させ前記第2極板36に正極を接触させた整流素子20と、 前記第1極板34と前記第2極板36を支持し、両者を電気接続する第3極板38とを備えていることを特徴とする溶接トランス。
IPC (2件):
H01F 30/00 ,  H01F 38/08
FI (9件):
H01F31/00 C ,  H01F31/06 D ,  H01F31/06 B ,  H01F31/06 L ,  H01F31/06 M ,  H01F31/00 P ,  H01F31/00 A ,  H01F31/00 K ,  H01F31/00 S
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 溶接トランス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-030918   出願人:株式会社向洋技研
  • 溶接機用トランス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-297211   出願人:本田技研工業株式会社
  • 直流抵抗溶接機用トランス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-183963   出願人:本田技研工業株式会社

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