特許
J-GLOBAL ID:201303097571978069

ラックアンドピニオン式のステアリング装置およびその装置の組み立て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-220740
公開番号(公開出願番号):特開2013-079021
出願日: 2011年10月05日
公開日(公表日): 2013年05月02日
要約:
【課題】ブッシュによってラック軸をピニオン軸へ付勢する構成において組み付け性の向上を図ることができるラックアンドピニオン式のステアリング装置、および、このステアリング装置の組み立て方法を提供すること。【解決手段】ステアリング装置1においてラック軸8を支持する第2ブッシュ12は、ブッシュ本体55とOリング56とを含んでいる。ブッシュ本体55は、側面視C型であって、外周面55Aに凹部(嵌込溝57)および凸部58が形成されている。Oリング56は、一部がブッシュ本体55の外周面55Aから突出するように嵌込溝57に嵌め込まれ、ブッシュ本体55とステアリング装置1のハウジング9とに挟まれており、ブッシュ本体55を介してラック軸8をピニオン軸7に向けて付勢する。凸部58の先端部分(突起70)がハウジング9の内周面23に当接することによって塑性変形している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ピニオン軸と、前記ピニオン軸と交差方向に配置されたラック軸と、これらの軸を収容するハウジングと、前記ハウジング内において前記ピニオン軸を挟んで配置されて前記ラック軸を摺動可能に支持する2個のブッシュとを備えるラックアンドピニオン式のステアリング装置であって、 前記2個のブッシュの少なくとも一方は、 側面視C型であって前記ハウジングの一端において前記ラック軸と前記ハウジングとの間に配置され、凹部および凸部が外周面に形成されているとともに軸方向に延びる切欠きが形成されたブッシュ本体と、 一部が前記ブッシュ本体の外周面から突出するように前記凹部に嵌め込まれ、前記ブッシュ本体と前記ハウジングとに挟まれており、前記ブッシュ本体を介して前記ラック軸を前記ピニオン軸に向けて付勢する弾性部材と、 を含み、 前記凸部の先端部分が前記ハウジングの内周面に当接することによって塑性変形していることを特徴とする、ラックアンドピニオン式のステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 3/12 ,  F16H 19/04
FI (2件):
B62D3/12 503A ,  F16H19/04 Z
Fターム (4件):
3J062AB05 ,  3J062BA01 ,  3J062BA15 ,  3J062CA15

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