特許
J-GLOBAL ID:201303097759865229

バイオガス利用システムにおける成分調整ガスの都市ガス導管への注入量制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  一角 哲也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-126120
特許番号:特許第5061265号
出願日: 2012年06月01日
要約:
【要約】 【課題】本発明は、中圧ガスホルダーから利用設備等へ供給される精製ガスの量が増減するとともに、前記中圧ガスホルダーに貯蔵された精製ガスを都市ガスが要求する所定の組成と濃度に調整することにより得られたガスである成分調整ガスを都市ガス導管へ導く場合にも、バイオガス利用システム内の利用設備等で利用される精製ガスの所定流量と所定の最低圧力を確保することが可能なバイオガス利用システムにおける成分調整ガスの都市ガス導管への注入量制御方法及び装置を提供することにある。 【解決手段】圧力計4で測定された圧力と予め求められた貯蔵された精製ガスの圧力と成分調整ガスの都市ガス導管28へ注入可能な注入量との関係より、前記成分調整ガスの都市ガス導管28への注入量を注入量調整手段により増減させる注入量制御工程を有している。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 バイオガス中から少なくとも硫黄系不純物を分離し、高濃度なメタンガスを精製するためのバイオガス精製装置と、このバイオガス精製装置で得られた精製ガスを貯蔵する中圧ガスホルダーと、この中圧ガスホルダーに貯蔵された精製ガスが供給され利用される所定の利用設備と、前記中圧ガスホルダーに貯蔵された精製ガスを都市ガスが要求する所定の組成と濃度に調整するための成分調整手段と、この成分調整手段により所定の組成と濃度に調整されたガス(以下、「成分調整ガス」という)を都市ガス導管へ導くための配管と、を備えたバイオガス利用システムにおける成分調整ガスの都市ガス導管への注入量制御方法であって、 前記中圧ガスホルダーに貯蔵された精製ガス(以下、「貯蔵された精製ガス」という)の圧力を測定するための圧力計と、前記配管の途中経路または前記成分調整手段に注入量調整手段とをさらに備え、 (1)前記所定の利用設備で利用される前記精製ガスの所定流量と所定の最低圧力を確保するために、前記圧力計で測定した前記貯蔵された精製ガスの圧力と前記成分調整ガスの前記都市ガス導管へ注入可能な注入量との関係を予め求めておく工程と、 (2)前記所定の利用設備に前記精製ガスを供給する際に、前記貯蔵された精製ガスの圧力を前記圧力計で測定し、この測定された圧力と前記(1)で求められた前記貯蔵された精製ガスの圧力と前記成分調整ガスの前記都市ガス導管へ注入可能な注入量との関係より、前記成分調整ガスの前記都市ガス導管への注入量を前記注入量調整手段により増減させる注入量制御工程と、 を有したことを特徴とするバイオガス利用システムにおける成分調整ガスの都市ガス導管への注入量制御方法。
IPC (2件):
C10L 3/00 ( 200 6.01) ,  C10L 3/10 ( 200 6.01)
FI (2件):
C10L 3/00 Z ,  C10L 3/00 B
引用特許:
出願人引用 (3件)

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