特許
J-GLOBAL ID:201303098067231757

セルロースエステルフィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鷲田 公一 ,  木曽 孝 ,  飯沼 和人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-256789
公開番号(公開出願番号):特開2013-064145
出願日: 2012年11月22日
公開日(公表日): 2013年04月11日
要約:
【課題】延伸しても位相差値が小さく、光漏れしにくいセルロースエステルフィルム、光学フィルム、偏光板、液晶表示装置およびセルロースエステルフィルムの製膜方法を提供する。【解決手段】式(1)および(2)を満たすセルロースエステルと、エチレン性不飽和モノマーを重合して得られ、該モノマーの少なくとも一種が窒素原子を有するポリマーを含有するセルロースエステルフィルムの製造方法であって、前記セルロースエステルと前記ポリマーとを含有するフィルム原反を得る工程、前記フィルム原反を、搬送方向倍率および幅手方向倍率を合わせて2.5倍以上となるように搬送方向と幅手方向のそれぞれに延伸して、Ro≦10nmかつ-20nm≦Rt≦20nmを満たすセルロースエステルフィルムを得る工程を含むセルロースエステルフィルムの製造方法。 式(1):2.70≦X+Y≦2.95 式(2):0.5≦Y≦2.3【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記式(1)および(2)を満たすセルロースエステルと、エチレン性不飽和モノマーを重合して得られ、該エチレン性不飽和モノマーの少なくとも一種が窒素原子を有するポリマーとを含有するセルロースエステルフィルムの製造方法であって、 前記セルロースエステルと前記ポリマーとを含有するフィルム原反を得る工程と、 前記フィルム原反を、搬送方向倍率および幅手方向倍率を合わせて2.5倍以上となるように搬送方向と幅手方向のそれぞれに延伸して、面内リターデーションRoおよび厚み方向のリターデーションRtが下記範囲にあるセルロースエステルフィルムを得る工程とを含むことを特徴とするセルロースエステルフィルムの製造方法。 式(1)2.70≦X+Y≦2.95 式(2)0.5≦Y≦2.3 Ro≦10nm -20nm≦Rt≦20nm 式中Xはアセチル基の置換度を表し、Yはプロピオニル基またはブチリル基の置換度を表す。 Ro=(nx-ny)×d、Rt={(nx+ny)/2-nz}×d(ここで、測定波長590nmでのフィルム面内遅相軸方向の屈折率をnx、遅相軸に直交する方向の屈折率をny、フィルム厚さ方向の屈折率をnz、dはフィルムの膜厚(nm)をそれぞれ表す。)である。
IPC (2件):
C08J 5/18 ,  B29C 55/12
FI (2件):
C08J5/18 ,  B29C55/12
Fターム (26件):
4F071AA09 ,  4F071AA22X ,  4F071AA33 ,  4F071AA33X ,  4F071AA35X ,  4F071AA81 ,  4F071AE04 ,  4F071AE05 ,  4F071AE11 ,  4F071AF30 ,  4F071AF35Y ,  4F071BA01 ,  4F071BB06 ,  4F071BB08 ,  4F071BC01 ,  4F071BC12 ,  4F210AA01 ,  4F210AA29 ,  4F210AG01 ,  4F210AH73 ,  4F210AR12 ,  4F210QA02 ,  4F210QA03 ,  4F210QC06 ,  4F210QG01 ,  4F210QG18
引用特許:
審査官引用 (2件)

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