特許
J-GLOBAL ID:201303098161488214

燃料電池セル、および、燃料電池セルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 特許業務法人明成国際特許事務所 ,  下出 隆史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-214036
公開番号(公開出願番号):特開2013-251253
出願日: 2012年09月27日
公開日(公表日): 2013年12月12日
要約:
【課題】ガス拡散層を備える燃料電池セルにおいて、ガス拡散層の外周端部における電極間でのクロスリークを抑制する。【解決手段】燃料電池セル100は、膜電極接合体12の両面にアノード側ガス拡散層14およびカソード側ガス拡散層16を接合してなる膜電極ガス拡散層接合体10と、セパレータ30,40と、セパレータ30,40の間における膜電極ガス拡散層接合体10の周縁部に接着されたフィルム状のシール部材20と、を備える。膜電極ガス拡散層接合体10において、カソード側ガス拡散層16は、アノード側ガス拡散層14が接合された領域よりも内側の領域に接合されている。シール部材20は、膜電極ガス拡散層接合体10の周縁部に形成された段差部10sと嵌合する嵌合段差部20sを備えるとともに、嵌合段差部20sにおいて、膜電極接合体12と当接する部位に、接着層28を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料電池セルであって、 電解質膜の両面に電極を接合してなる膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両面に接合されたガス拡散層と、を有する膜電極ガス拡散層接合体と、 前記膜電極ガス拡散層接合体を挟持する一対のセパレータと、 前記一対のセパレータの間における前記膜電極ガス拡散層接合体の周縁部に接着されたフィルム状のシール部材と、 を備え、 前記膜電極ガス拡散層接合体は、前記ガス拡散層として、 前記膜電極接合体の一方の表面に接合された第1のガス拡散層と、 前記膜電極接合体の他方の表面において、前記膜電極接合体を挟んで前記第1のガス拡散層と対向する領域であって、前記第1のガス拡散層が接合された領域よりも内側の領域に接合された第2のガス拡散層と、 を備えており、 前記シール部材は、 前記膜電極ガス拡散層接合体の周縁部に形成された段差部であって、前記第1のガス拡散層の外周端部と前記第2のガス拡散層の外周端部とによって形成された段差部と嵌合する嵌合段差部を備えるとともに、 前記嵌合段差部において、前記第2のガス拡散層が接合された領域から外側に露出した前記膜電極接合体と当接する部位に、前記膜電極接合体と接着するための接着層を備える、 燃料電池セル。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M8/02 S ,  H01M8/10 ,  H01M8/02 E
Fターム (9件):
5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026BB01 ,  5H026BB02 ,  5H026CC03 ,  5H026CC05 ,  5H026CX04 ,  5H026CX07 ,  5H026CX08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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