特許
J-GLOBAL ID:201303098327421490
粒状金属鉄の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
植木 久一
, 植木 久彦
, 菅河 忠志
, 伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-002503
公開番号(公開出願番号):特開2013-142167
出願日: 2012年01月10日
公開日(公表日): 2013年07月22日
要約:
【課題】酸化鉄含有物質と炭素質還元剤を含む原料混合物を、移動炉床式加熱還元炉で加熱して粒状金属鉄を製造する際に、原料混合物にCaF2供給物質(例えば、蛍石など)を配合しない場合であっても、粒状金属鉄の歩留まり率を高め、粒状金属鉄の生産性を向上できる粒状金属鉄の製造方法を提供する。【解決手段】(1)粒状金属鉄を製造する際に副生するスラグ中のCaF2量を0.5%以下(0%を含む)に抑えると共に、(2)原料混合物に含まれるCaO量、MgO量およびSiO2量を調整することによって、前記スラグ中のCaO量、MgO量およびSiO2量から求められる該スラグの塩基度[(CaO+MgO)/SiO2]を0.40〜1.15の範囲とし、且つ前記スラグ中のMgO量を20%以下(0%を含まない)とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
酸化鉄含有物質と炭素質還元剤を含む原料混合物を、移動炉床式加熱還元炉で加熱し、該原料混合物中の酸化鉄を前記炭素質還元剤により還元し、生成する金属鉄を副生するスラグと分離しつつ粒状に凝集させた後、冷却凝固させて粒状金属鉄を製造する方法において、
(1)前記スラグ中のCaF2量を0.5%(質量%の意味。以下同じ)以下(0%を含む)に抑えると共に、
(2)前記原料混合物に含まれるCaO量、MgO量およびSiO2量を調整することによって、
前記スラグ中のCaO量、MgO量およびSiO2量から求められる該スラグの塩基度[(CaO+MgO)/SiO2]を0.40〜1.15の範囲とし、且つ
前記スラグ中のMgO量を20%以下(0%を含まない)
とすることを特徴とする粒状金属鉄の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (2件):
前のページに戻る