特許
J-GLOBAL ID:201303098589656170
木造建築構造躯体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮川 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-055054
公開番号(公開出願番号):特開2013-189762
出願日: 2012年03月12日
公開日(公表日): 2013年09月26日
要約:
【課題】横架材又は基礎と曲げモーメントの伝達が可能に接合されたラーメン構造の柱と耐力壁とが、それぞれの有する耐荷力を発揮して大きな耐震性を有する木造建築構造躯体を提供する。【解決手段】 基礎3と木製の柱1及びこの木製の柱と梁2とが、それぞれ2本のボルト13で接合されて相互間で曲げモーメントの伝達が可能となっている。また、上記梁2と基礎3との間には、耐力壁4が設けられている。梁と基礎との間に層間変形が生じたときに、木製の柱が破壊するまでに生じる層間変形が、前記耐力壁が破壊するまでに生じる層間変形とほぼ同じか又は耐力壁が破壊するまでに生じる層間変形以上となるように、上記ボルトの伸びが生じる範囲の長さ、又は木製柱の断面寸法が設定されている。【選択図】図11
請求項(抜粋):
基礎又は下層階の梁上に立設され、断面が扁平な長方形となった木製柱と、
前記木製柱上に下面が対向するように接合され、該木製柱の断面の長軸方向に軸線を有する木製梁と、
前記基礎又は前記下層階の梁上に所定の間隔で立設され、前記木製梁を軸力によって支持する2本の軸柱と、これらの軸柱の双方に固定された板材又はこれらの軸柱に両端が固定され、斜め方向に架け渡された所定幅の複数の板材とを備えた耐力壁と、を有し、
前記木製柱の下端部は、該木製柱の断面の長軸方向における両端付近でそれぞれ鉛直方向に配置された2本の第1のボルトを介して、前記木製柱から前記基礎又は前記下層階の梁に曲げモーメントの伝達が可能に接合され、
前記木製柱と前記木製梁とは、該木製柱の断面の長軸方向における両端付近でそれぞれ鉛直方向に配置された2本の第2のボルトを介して、前記木製梁と前記木製柱とが双方間で曲げモーメントの伝達が可能に接合されており、
前記木製梁と前記基礎又は前記下層階の梁との間に、前記木製梁の軸線方向の相対的変位が生じたときに、前記木製柱が破壊するまでに生じる前記相対的変位が、前記耐力壁が破壊するまでに生じる前記相対的変位とほぼ同じか又は前記耐力壁が破壊するまでに生じる前記相対的変位以上となるように、前記第1のボルト及び前記第2のボルトの前記相対的変位時に伸びが生じる範囲の長さと、前記木製柱の断面における長軸方向の寸法とが設定されていることを特徴とする木造建築構造躯体。
IPC (2件):
FI (6件):
E04B1/26 A
, E04B1/26 F
, E04B1/26 G
, E04B1/58 507L
, E04B1/58 511L
, E04B1/60 509
Fターム (18件):
2E125AA03
, 2E125AA13
, 2E125AA53
, 2E125AB12
, 2E125AC23
, 2E125AG03
, 2E125AG04
, 2E125AG12
, 2E125AG13
, 2E125AG14
, 2E125BB08
, 2E125BB09
, 2E125BB30
, 2E125BB36
, 2E125BD01
, 2E125CA05
, 2E125CA13
, 2E125EA12
引用特許:
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