特許
J-GLOBAL ID:201303099181635490

鉄筋接合用治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 本多 章悟 ,  樺山 亨 ,  工藤 修一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-017925
公開番号(公開出願番号):特開2013-117150
出願日: 2012年01月31日
公開日(公表日): 2013年06月13日
要約:
【課題】簡単な構成で熟練性を要することなく作業性を向上させることのできる構成を備えた鉄筋接合用治具を提供すること。【解決手段】筒状基体1内に装填されている摺動クランプ6の戻し用弾性体4および摺動クランプ部3を固定クランプ部2に向けて押圧する加圧用弾性体5の両者を受ける弾性体受け部材3A1’から離れた状態を初期状態とされている弾性体受け部材6’がウォームホイール17に連動するネジ部7Aを有した進退ロッド7の移動に連動して弾性体受け部材6’を押し動かすことで弾性体受け部材同士を突き当てるまで移動させる過程で加圧用弾性体5’の蓄勢弾性力を増加させ、その蓄勢弾性力を摺動クランプ部3に作用させることを特徴とする。【選択図】図7
請求項(抜粋):
鉄筋の端部同士を圧接する際の圧力を発生させる鉄筋接合治具であって、 筒状基体の軸方向一方側に設けられて鉄筋の一方をクランプ可能な固定クランプ部および固定クランプ部に対向して鉄筋の他方をクランプした状態で前記軸方向に沿って摺動可能に設けられた摺動クランプ部と、 前記筒状基体内において摺動可能に配置され、前記摺動クランプ部と一体化された摺動部と、 前記筒状基体内に装填され、前記摺動クランプ部の一部に長手方向一端が当接して前記固定クランプ部から前記摺動クランプ部を離す方向に移動させる習性を有した戻し用弾性体と、 前記固定クランプ部と前記摺動クランプ部との間に配置され、圧縮変形することにより前記戻し用弾性体の習性に抗して前記摺動クランプ部を前記固定クランプ部に向けて移動させる習性を有した加圧用弾性体と、 前記戻し用弾性体および前記加圧用弾性体を前記摺動クランプ部の摺動方向で相反する面で受け、前記摺動クランプ部が一体化されている摺動部と、 前記加圧用弾性体の弾性力を受けて前記摺動部から離れた状態を維持して筒状基体内を摺動可能な弾性体受け部材と、 前記弾性体受け部材に対向する先端を有し、回転操作により該弾性体受け部材を進退移動させる進退ロッドと、 前記進退ロッドの一部を回転軸として該回転軸と連動可能に設けられている従動回転部材と、 前記従動回転部材に噛み合い可能に設けられている操作部材とを備え、 前記進退ロッドには、前記操作部材の回転操作により進退可能なネジ部が設けられ、前記従動回転部材には、前記操作部材の回転操作部材に設けられているギヤ部に噛み合い可能なギヤが用いられ、 前記操作部材の回転操作を介した前記従動回転部材の回転により進退ロッドを進行させて前記弾性体受け部材が前記加圧用弾性体を圧縮変形させ、該加圧用弾性体が圧縮変形した際の蓄勢弾性力により前記戻し用弾性体の習性に抗して前記摺動部を前記摺動クランプ部が前記固定クラン部に向け移動させるとともに、鉄筋同士の端部が突き当たって密着した状態を維持する予圧を前記蓄勢弾性力により一定に維持することを特徴とする鉄筋接合用治具。
IPC (2件):
E04G 21/12 ,  B23K 20/00
FI (2件):
E04G21/12 105E ,  B23K20/00 330C
Fターム (4件):
4E167AA02 ,  4E167BB10 ,  4E167DA14 ,  4E167DC05

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