特許
J-GLOBAL ID:201303099412959625

熱供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人しんめいセンチュリー
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-115967
公開番号(公開出願番号):特開2013-241111
出願日: 2012年05月21日
公開日(公表日): 2013年12月05日
要約:
【課題】消費電力量を小さくできる熱供給装置を提供すること。【解決手段】熱入力により脱水反応を行う化学蓄熱材が反応容器2に封入され、その化学蓄熱材の脱水反応(蓄熱)が、バッテリ103の充電時に、バッテリ103を消費させることなく熱入力により行われる。バッテリ103の充電時、化学蓄熱材の脱水反応によって生じた水分は水容器3に封入される。蓄熱後は、水容器3から反応容器2への水分(水蒸気)の供給量が調整され、反応容器室6内の加熱空気がファン15により車室100(熱供給対象)に送風される。バッテリ103の消費を伴う車室100(熱供給対象)の加熱が、粘性抵抗の小さい加熱空気(気体)の移動によって行われるので、消費電力量を小さくできる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外部電力が供給されることで充電可能に構成されるバッテリと、そのバッテリから供給される電力により駆動される電動モータとを備え、その電動モータの駆動力により走行する車両に搭載される熱供給装置であって、 前記バッテリの充電時に熱入力により脱水反応を行う化学蓄熱材が封入される反応容器と、 その反応容器に連通し、前記化学蓄熱材の脱水反応によって生じる水分が封入される水容器と、 その水容器に封入された水分が水蒸気化されることによる前記反応容器への供給量を調整する水蒸気供給量調整手段と、 その水蒸気供給量調整手段により供給量が調整された水蒸気が前記水容器から供給されて前記化学蓄熱材の水和反応により放熱する前記反応容器の外面の少なくとも一部が内部に配置される反応容器室と、 その反応容器室と熱供給対象とを結ぶ温風流路と、 その温風流路を通して前記化学蓄熱材の水和反応によって前記反応容器により暖められた前記反応容器室内の加熱空気を前記熱供給対象に送風する送風手段とを備えていることを特徴とする熱供給装置。
IPC (3件):
B60H 1/20 ,  B60H 1/22 ,  F28D 20/00
FI (3件):
B60H1/20 B ,  B60H1/22 671 ,  F28D20/00 G
Fターム (5件):
3L211AA10 ,  3L211AA14 ,  3L211BA32 ,  3L211DA50 ,  3L211DA61
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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