特許
J-GLOBAL ID:201303099561322575

N-置換カルバミン酸エステルおよび芳香族ヒドロキシ化合物を含むN-置換カルバミン酸エステルの移送用および貯蔵用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 稲葉 良幸 ,  大貫 敏史 ,  内藤 和彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-088124
公開番号(公開出願番号):特開2012-153709
特許番号:特許第5187922号
出願日: 2012年04月09日
公開日(公表日): 2012年08月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 下記式(6)で表されるN-置換カルバミン酸-O-Arエステルと、1種または複数種の芳香族ヒドロキシ化合物を含む芳香族ヒドロキシ組成物とを含む、N-置換カルバミン酸-O-Arエステルの移送用および貯蔵用組成物であって、該組成物中の 該N-置換カルバミン酸-O-Arエステルを構成するエステル基の数;A 該芳香族ヒドロキシ組成物を構成する芳香族ヒドロキシ化合物の分子数;B のAに対するBの比率が、1〜100の範囲であり、 該N-置換カルバミン酸-O-Arエステルが、有機アミンと下記式(41)で表される化合物と芳香族ヒドロキシ組成物とから製造されるN-置換カルバミン酸-O-Arエステルであって、該N-置換カルバミン酸-O-Arエステルの製造方法が、(1)下記工程(A)を含む方法、および/または、(2)下記工程(a)および(b)を含む方法であり、 該移送用および貯蔵用組成物が、尿素および/またはカルバミン酸エステルおよび/またはビウレットおよび/または下記式(α)もしくは(β)で表される化合物を含有する、N-置換カルバミン酸エステルの移送用および貯蔵用組成物。 (式中; R1は、炭素数1から85の有機基であり、 Arは、芳香族ヒドロキシ化合物(該芳香族ヒドロキシ化合物は、該芳香族ヒドロキシ組成物を構成する芳香族ヒドロキシ化合物と同じであっても異なっていてもよい)から、該芳香族ヒドロキシ化合物の芳香環に結合している1つのヒドロキシ基を除いた残基であり、 dは、1から10の整数を表す。) (式中: Xは、炭素数0〜20のアミノ基を表し、 Yは、炭素数1〜20の有機基または炭素数0〜20のアミノ基を表す。) (上記式中; Rは、有機残基を表し、 R'は、脂肪族基を表す。) (式中; Rは、有機基を表す。) 工程(A):有機アミンと該式(41)で表される化合物とヒドロキシ組成物とを、凝縮器を具備したウレタン製造反応器を用いて反応させて、該ヒドロキシ組成物と、該式(41)で表される化合物に由来するカルボニル基を有する化合物と、該反応で副生するアンモニアとを含有する気体を、該ウレタン製造反応器に具備した凝縮器に導入し、該ヒドロキシ組成物と、該式(41)で表される化合物に由来するカルボニル基を有する化合物とを凝縮する、N-置換カルバミン酸エステルを製造する工程。 工程(a):有機アミンと該式(41)で表される化合物とを反応させて、ウレイド基を有する化合物を含む反応混合物を得る工程。 工程(b):該工程(a)で得たウレイド基を有する化合物と、ヒドロキシ組成物とを、凝縮器を具備したウレタン製造反応器を用いて反応させて、N-置換カルバミン酸エステルを製造する工程であって、該ヒドロキシ組成物と、該式(41)で表される化合物に由来するカルボニル基を有する化合物と、反応で副生するアンモニアとを含有する気体を、該ウレタン製造反応器に具備した凝縮器に導入し、ヒドロキシ組成物と、該式(41)で表される化合物に由来するカルボニル基を有する化合物とを凝縮する工程。
IPC (5件):
C07C 269/04 ( 200 6.01) ,  C07C 269/08 ( 200 6.01) ,  C07C 271/40 ( 200 6.01) ,  C07C 265/14 ( 200 6.01) ,  C07C 263/04 ( 200 6.01)
FI (5件):
C07C 269/04 ,  C07C 269/08 ,  C07C 271/40 ,  C07C 265/14 ,  C07C 263/04

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