特許
J-GLOBAL ID:201303099864294701

可逆電動モーターを備えた綴じ具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村松 貞男 ,  橋本 良郎 ,  白根 俊郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-546438
特許番号:特許第4708652号
出願日: 2000年11月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 束状の紙類などの対象物(33;33’)に綴じ針を刺すための綴じ具であって、刺された綴じ針をクリンチするための手段(18,18’)を有する金床部材(16;16’)と、この金床部材と協働し、かつ綴じ針を収容する綴じ部材(1;1’)とを具備し、前記金床部材(16;16’)と前記綴じ部材(1;1’)とのうち一方は、前記綴じ具に固定的に配置され、これら部材は、始動位置と作動位置との間で相対的に移動可能であり、前記作動位置において、これら部材は、対象物(33;33’)が綴じられるように、前記綴じ具の前記金床部材(16;16’)と綴じ部材(1;1’)との間に位置されたときに、この対象物に対して作動され、また、前記綴じ具は、前記綴じ部材(1;1’)に往復動するように配置され、かつ前記金床部材(16;16’)の方向へと、前記対象物に綴じ針を動かすように配置されたドライバー(8;8’)と、このドライバー(8;8’)を往復させるように配置され、かつこれの達成のために、前記綴じ部材(1;1’)に対して移動可能である作動部材(10;10’)とをさらに具備し、前記金床部材(16;16’)とこの作動部材(10;10’)とは、同一の移動経路において、前記綴じ部材(1;1’)に対して双方向に移動可能であり、また、これら金床部材(16;16’)と作動部材(10;10’)とは、前記移動経路において、可逆的な駆動手段(19,23,26,27,29,30,32;19’,23’,26’,27’,29’,30’,32’)の補助によって、相対的に移動可能であり、 前記作動部材(10;10’)は、前記綴じ部材(1;1’)に対する動きに逆らう前記作動部材(10;10’)の慣性が、前記金床部材(16;16’)に対する動きに逆らう慣性より大きいように、前記金床部材(16;16’)と前記綴じ部材(1;1’)とに移動可能に接続され、かくして、前記駆動手段(19,23,26,27,29,30,32;19’,23’,26’,27’,29’,30’,32’)が一方向に駆動されたときに、最初、前記金床部材(16;16’)と前記綴じ部材(1;1’)とが前記始動位置から前記作動位置まで相対的に移動され、つづいて、前記作動部材(10;10’)が、作動方向に前記ドライバー(8;8’)を動かすように、前記綴じ部材(1;1’)に対して動かされ、反転後、前記駆動手段が他方向に駆動されたときに、最初、前記金床部材(16;16’)と前記綴じ部材(1;1’)とが、前記作動位置から前記始動位置まで相対的に移動され、つづいて、前記作動部材(10;10’)が、前記作動方向と反対の方向に、前記ドライバー(8;8’)を動かすために、前記綴じ部材(1;1’)に対して動かされる綴じ具において、 前記一方向に前記駆動手段を駆動して、この作動部材(10;10’)が作動方向に前記ドライバー(8;8’)をさらに動かすことができない第1の端部位置に達するときに、そして、停止させられて、前記他方向に前記駆動手段を駆動して、この作動部材(10;10’)が前記作動方向と反対の方向にさらに前記ドライバー(8;8’)を動かすことができない第2の端部位置に達するときに、前記駆動手段(19,23,26,27,29,30,32;19’,23’,26’,27’,29’,30’,32’)が反転されるように適合され、 前記駆動手段は、可逆電動モーター(23;23’)を有し、このモーター(23;23’)は、前記作動部材(10;10’)が前記第1及び第2の端部位置において、その動きを停止されることにより、ストールするときに、このモーター(23,23’)内に発生される電流の上昇が、前記モーター(23;23’)の停止、反転をそれぞれさせる信号として用いられることを特徴とする綴じ具。
IPC (3件):
B25C 5/02 ( 200 6.01) ,  B25C 5/15 ( 200 6.01) ,  B27F 7/19 ( 200 6.01)
FI (3件):
B25C 5/02 Z ,  B25C 5/15 ,  B27F 7/19
引用特許:
審査官引用 (3件)

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