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J-GLOBAL ID:201402200052364125   整理番号:14A0237097

ネビュラ ウインター:新原生代後期とカンブリア紀における全球凍結・大量絶滅・爆発的進化を合わせた見解

The Nebula Winter: The united view of the snowball Earth, mass extinctions, and explosive evolution in the late Neoproterozoic and Cambrian periods
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資料名:
巻: 25  号:ページ: 1153-1163  発行年: 2014年04月 
JST資料番号: W2249A  ISSN: 1342-937X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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銀河系内の超新星の残滓や暗黒星雲のような星雲との遭遇は,気候に対する負の営力と流入する宇宙線や宇宙塵粒子の増大によるオゾン層の破壊によって地球に壊滅的な環境破壊をもたらしうる。結果としての初生生産性の減少は,海洋中の酸素欠乏と同様に酸素の枯渇と食物の窮乏による大量絶滅に導く。モデルは,超新星との遭遇(1-10千年),暗黒星雲との遭遇(0.1-10百万年),星の爆発(~100百万年)によって引き起こされる3段階の時間的階層構造を示す。この「ネビュラ ウインター」モデルによって,原生代後期からカンブリア紀を通して発生した,全球凍結イベント,繰り返される大量絶滅,生物多様性のカンブリア紀における爆発的増加,のようなカタストロフィ現象が説明できる。新原生代後期の全球凍結イベントは770Maからカンブリア紀の終わり(488Ma)までの約200百万年の長期に及び,Sturtian及びMarinoanイベントと呼ばれる2回の全球凍結状態を含む。この期間に大量絶滅は少なくとも8回発生し,堆積物中のδ13Cの大きな変動と同期している。言い換えると新原生代後期の全球凍結及びカンブリア紀の生物多様性の爆発的増加はおそらく星の爆発が原因で,その爆発は0.6Ga前後に天の川銀河で発生した。ネビュラ ウインターの証拠はそれらの時期における深海堆積物中の地質学的記録から得ることが出来る。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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先カンブリア時代 
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