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J-GLOBAL ID：201402200891860901   整理番号：14A0650675

スピンクロスオーバー錯体Fe^II(ニコチン酸エチル)₂[Au^I(CN)₂]₂の結晶構造と磁性

Crystal structure and magnetic properties of the spin crossover complex Fe^II(ethyl nicotinate)₂[Au^I(CN)₂]₂

著者 (4件)： SUGAYA Akihiro (Toho Univ., Chiba, JPN) ,  UENO Shotaro (Toho Univ., Chiba, JPN) ,  OKABAYASHI Jun (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KITAZAWA Takafumi (Toho Univ., Chiba, JPN)
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 38  号： 5  ページ： 1955-1958  発行年： 2014年05月 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： FeSO₄/K[Au(CN)₂]/アスコルビン酸水溶液中へのニコチン酸エチルの拡散によって合成した,{Fe^II(ニコチン酸エチル)₂[Au^I(CN)₂]₂}_nを元素分析および磁気測定でキャラクタライズし,構造をX線回折法で決定した。この錯体ではCN架橋による二次元配位ポリマーが金原子間相互作用によって連結された二重層が形成されていた。構造変化を伴う二段階(140~147K,95~120K)の磁気相転移(スピンクロスオーバー)が観測され,二重層のペアリングとクワドループル効果による親金性相互作用が相転移に関係していると推定した。

シソーラス用語： 錯体 ,  *結晶構造 ,  *磁性 ,  *鉄錯体 ,  *金錯体 ,  *シアノ錯体 ,  橋架け錯体 ,  構造 ,  X線構造解析 ,  二重構造 ,  原子間相互作用 ,  金 ,  窒素複素環化合物 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： 配位重合体 ,  *スピンクロスオーバー錯体 ,  二次元構造 ,  架橋錯体

分類 (4件)： 有機化合物の磁性  (BM06070A) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  (BK09040I)

物質索引 (1件)： ニコチン酸エチル

タイトルに関連する用語 (5件)： スピンクロスオーバー錯体 ,  ニコチン酸エチル ,  Cn ,  結晶構造 ,  磁性