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J-GLOBAL ID:201402200972324192   整理番号:14A0355584

Botrytis cinereaに対するArabidopsis thalianaにおける活性酸素種産生と創傷誘導抵抗性にはカルシウムバーストが先行して依存性である

Production of reactive oxygen species and wound-induced resistance in Arabidopsis thaliana against Botrytis cinerea are preceded and depend on a burst of calcium
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資料名:
巻: 13  号: Oct  ページ: 13:160 (WEB ONLY)  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:Arabidopsis thalianaの創傷葉は創傷後数分以内に活性酸素種(ROS)を産生し,局所レベルで病原性真菌であるBotrytis cinereaに対して耐性となる。創傷に対する植物のこの迅速応答は創傷誘導耐性(WIR)と呼ばれる。しかし,この応答の分子機構,および創傷とROS産生間のシグナルカスケードはほとんど未知である。カルシウムは保存されたシグナルであり,植物において多くの無生物性ストレス応答に関与しており,さらに,カルシウム経路は極めて迅速に作用する。結果:本研究の結果は,カルシウムチャンネル阻害剤(ベラパミル)またはカルシウムキレータ(蓚酸とEGTA)で処理した葉が,ROS産生において障害されていることを示した。さらに,ベラパミル,EGTAまたは蓚酸で処理した葉は創傷後にB.cinereaに対してより感受性だった。カルシウム変化の細胞内測定は,創傷部位近傍の細胞において創傷後2~3秒で,迅速であるが一過性のカルシウムダイナミクスが発生することを示した。細胞質カルシウムにおける本変化には同じ場所におけるより安定なROSバーストが追従した。結論:これらのデータは創傷とカルシウム流入とROS産生間の関連における知見をさらに拡張する。さらに,それらは創傷後にカルシウム変化が同じ部位でのROSバーストに先行することの初めての証拠を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  植物生理学一般 

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