周期的にパターン化された微小リング共振器に基づくMach-Zehnder型超高速全光学スイッチに関する研究

GAO L.; WANG T.; LI X.M.

文献

J-GLOBAL ID：201402201197163850 整理番号：14A0448456

周期的にパターン化された微小リング共振器に基づくMach-Zehnder型超高速全光学スイッチに関する研究

Study of a Mach-Zehnder-type ultrafast all-optical switch based on a periodically patterned microring resonator

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資料名：
巻： 60 号： 20/21 ページ： 1915-1920 発行年： 2013年11月20日
JST資料番号： D0250A ISSN： 0950-0340 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

波長分割多重化および時間分割多重化技術の進歩に伴って,ネットワークノードにおける大量のデータ処理が重要な問題になってきた。電気的スイッチは,エレクトロニクスの速度限界のために不充分である。結果として,全光学スイッチングと全光学信号処理が益々注目され,議論されるようになってきた。全光学スイッチは超高速の信号処理能力を持つので,超高速の全光学ネットワークにおいては非常に重要な素子である。本稿では,周期的にパターン化された微小リング共振器に基づくMach-Zehnder型超高速全光学スイッチの動作特性を研究した結果を報告する。0.45μmの周期を持つパターン化されたリングには,100個の楕円形の空洞があり,楕円の短軸と長軸は,それぞれ100nmと180nmである。リング共振器中の周期的なパターンによって,強い閉じ込め効果と遅い光特性の双方が誘起され,非線形Kerr効果が増強されることが分かった。この素子は,低消費電力,低遅延,高速データ処理能力および集積可能性など,多くの実用的な特長を有し,スイッチングのための励起パワーを5mWまで低下できた。これは,将来における全光学ネットワーク・ノードのための有望な素子である。

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その他の光伝送素子

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