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J-GLOBAL ID：201402201329814731   整理番号：14A0632358

金属複合体の安定性におけるグルタミン残基数の予想外の影響

Unexpected impact of the number of glutamine residues on metal complex stability

著者 (7件)： CHIERA Nadine M. (Univ. Ferrara, Ferrara, ITA) ,  ROWINSKA-ZYREK Magdalena (Univ. Wroclaw, Wroclaw, POL) ,  WIECZOREK Robert (Univ. Wroclaw, Wroclaw, POL) ,  GUERRINI Remo (Univ. Ferrara, Ferrara, ITA) ,  WITKOWSKA Danuta (Univ. Wroclaw, Wroclaw, POL) ,  REMELLI Maurizio (Univ. Ferrara, Ferrara, ITA) ,  KOZLOWSKI Henryk (Univ. Ferrara, Ferrara, ITA)
資料名： Metallomics  (Metallomics)
巻： 5  号： 3  ページ： 214-221  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： W2338A  ISSN： 1756-5901  CODEN： METAIR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,Helicobacter pylori(ピロリ菌)由来のニッケルシャペロンであるHpnとHpn様蛋白質のN末端領域に焦点を当て,金属-ペプチド複合体の安定性に対するグルタミンの影響を検討する。モデルペプチドとしてMAHHE-NH₂,MAHHEEQ-NH₂,MAHHEQQ-NH₂,MAHHEQQHQA-NH₂を用い,それらとCu²⁺とNi²⁺との複合体が,熱力学的,分光学的,分子モデリング計算により研究した。理論的結果と一致し,金属複合体の安定性は,ペプチドに存在するグルタミン残基数により増加するという実験結果を得たが,グルタミン側鎖は配位に直接関連しなかった。以上,複合体の安定性に対するグルタミンの影響について,細菌のシャペロンで検討したが,神経変性疾患に関与するポリグルタミンの分子基盤に関する検討が期待される。

シソーラス用語： *金属タンパク質 ,  安定性 ,  *分子構造 ,  Helicobacter pylori ,  シャペロンタンパク質 ,  金属イオン ,  ニッケル化合物 ,  銅化合物 ,  神経系疾患 ,  ポリアミノ酸 ,  電位差滴定 ,  スペクトロスコピー ,  質量分析 ,  モデリング ,  *アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： ニッケルイオン(2+) ,  ポリグルタミン ,  金属シャペロン ,  蛋白質安定性 ,  銅イオン(2+) ,  分子モデリング

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (1件)： グルタミン

タイトルに関連する用語 (4件)： 複合体 ,  安定性 ,  グルタミン残基 ,  予想