文献

J-GLOBAL ID：201402201407715915   整理番号：14A0724972

環状ジGMPによる細菌セルロースシンターゼの活性化の機構

Mechanism of activation of bacterial cellulose synthase by cyclic di-GMP

著者 (3件)： MORGAN Jacob L W (Univ. Virginia, Virginia, USA) ,  MCNAMARA Joshua T (Univ. Virginia, Virginia, USA) ,  ZIMMER Jochen (Univ. Virginia, Virginia, USA)
資料名： Nature Structural & Molecular Biology  (Nature Structural & Molecular Biology)
巻： 21  号： 5  ページ： 489-496  発行年： 2014年05月 
JST資料番号： W0637A  ISSN： 1545-9993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セルロースシンターゼによるセルロース産生は細菌汚染,感染的バイオフィルム形成と関連しており,環状ジGMPによる活性化が認められている。Rhodobacter sphaeroides由来セルロースシンターゼサブユニットBcsAとBcsB部位特異的変異体を組換発現し,複合体の結晶構造解析により考察した。細菌セルロースシンターゼは膜局在性で,BcsAは環状ジGMP二量体と膜貫通(TM)7 βバレル表面(Arg580-Glu371)間で相互作用し,立体配座変化を誘導した。環状ジGMP不在ではBcsA-BcsBサブユニットは不活性状態のままで,Glu371のAla置換でも活性化脳は消失した。環状ジGMPによるセルロースシンターゼのアロステリック調節機能を示唆した。

シソーラス用語： *グアニンヌクレオチド ,  Rhodobacter sphaeroides ,  サブユニット ,  部位特異的変異誘発 ,  アミノ酸配列 ,  結合部位 ,  タンパク質複合体 ,  結晶構造 ,  配座転移 ,  分子モデル ,  アロステリック効果 ,  *グルコシルトランスフェラーゼ ,  *セルロース ,  *生物膜 ,  酵素活性化
準シソーラス用語： BcsA ,  BcsB ,  *セルロースシンターゼ

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (1件)： cジGMP

タイトルに関連する用語 (5件)： 環状 ,  GMP ,  細菌 ,  セルロースシンターゼ ,  活性化