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J-GLOBAL ID：201402201523245314   整理番号：14A0813885

京都市中心市街地における高齢者向け歩行休憩用のベンチ設置場所の選択

ELDERLY’S SELECTION OF SPACE FOR BENCH ON PEDESTRIAN ROUTE IN KYOTO CITY CENTER

著者 (3件)： 吉田哲 (京大 大学院工学研究科) ,  水野聖也 (ザイマックスアクシス) ,  AN Joonsang (Ga.Aセキュリティ・アンド・デザイン)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 701  ページ： 1583-1591  発行年： 2014年07月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 京都市の中心市街地を対象に高齢の来訪者の歩行経路を把握し,休憩用のベンチの設置場所の選定について検討した。対象エリア内を歩行する高齢者にヒアリング調査し,結果を分析した。歩行開始時間は10時~14時で7割を占め,滞在時間が2時間,歩行距離が800m弱が平均であった。歩行経路のデータにより現地調査を行って,11ケ所のベンチ設置場所を提案した。大部分が歩道の無い道路であり,有効な未利用地は少なく,一定間隔の設置場所選定には商店街の協力が必要である。

シソーラス用語： *京都府 ,  *市街地 ,  老人 ,  休憩 ,  *椅子 ,  *配置設計 ,  経路選定 ,  歩行者交通 ,  面接調査 ,  滞留時間 ,  距離 ,  現地調査 ,  歩道 ,  土地利用 ,  小売店 ,  通信操作
準シソーラス用語： *ベンチ ,  未利用地

分類 (2件)： 住居地域計画一般  (RD03010G) ,  交通調査  (TB01031B)

引用文献 (22件)：

• 道路移動等円滑化基準,第18条,財団法人国土技術研究センター:道路の移動等円滑化整備ガイドライン(道路のバリアフリー整備ガイドライン)~道路のユニバーサルデザインを目指して~第2版,大成出版社,p.157,2008.2
• 室永芳久,両角光男:熊本市における高齢者の外出行動に関する研究-1984年PT調査原データを用いた分析-,日本建築学会計画系論文集, No.547, pp.163-168,2001.9
• 斎藤芳徳,外山義,鈴木浩:居住地域における高齢者の外出行動と人的交流に関する考察-在宅高齢者と施設居住者の比較研究-,日本都市計画学会都市計画論文集,No.532,pp.125-132,2000.6
• 室永芳久,両角光男:熊本市における高齢者の外出行動に関する研究-1984年 及び1997年PT調査原データを用いた分析-,日本建築学会計画系論文集, No. 553, pp.201-207, 2002.3
• 葛西紘子,山田稔:高齢者の外出状況からみた移動支援サービスに関する利用動向とニーズについて-茨城県日立市を事例に-,日本都市計画学会,都市計画論文集,No.41-3,pp.49-54,2006.10

タイトルに関連する用語 (7件)： 京都 ,  中心市街地 ,  高齢者 ,  歩行 ,  休憩 ,  ベンチ ,  設置場所