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J-GLOBAL ID：201402201871284056   整理番号：14A1342875

FMラジオで受信が可能な音声アシスト無線のポテンシャルについて

著者 (1件)： 滝澤修 (情報通信研究機構)
資料名： 日本信頼性学会誌  (REAJ誌)
巻： 36  号： 7  ページ： 414-420  発行年： 2014年10月01日 
JST資料番号： L2778A  ISSN： 0919-2697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1対Nの通信すなわち同報通信は,いかに多くの受信者Nに情報を届けられるかが重要である。昨今はスマホに代表される携帯通信端末が広く普及していることから,それを利用した仕組みがまず考えられる。一方,アナログラジオは,中継器や基地局を必要とせず送信側と受信側が直接つながり(すなわち原理的に高信頼),受信端末の構造が簡単(すなわち安価)という,災害等非常事態に強い情報伝送手段である。筆者は,「特定小電力無線局 音声アシスト用無線電話」(音声アシスト無線)の送信電波が多くのアナログFMラジオで受信可能なことに着目し,技術基準適合証明を受けた試作送信機を用いて,そのポテンシャル(潜在力)の検証を行ってきた。本稿では,これまでの取り組みを紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *FM放送 ,  同報通信 ,  *無線伝送 ,  能力 ,  助成 ,  状態 ,  *ラジオ受信機
準シソーラス用語： 災害支援 ,  潜在力 ,  *特定小電力無線 ,  非常事態

分類 (2件)： 音声放送  (ND12020L) ,  移動通信  (ND08030H)

引用文献 (4件)：

• (社)電波産業会:特定小電力無線局音声アシスト用無線電話用無線設備 標準規格 1.1版,ARIBSTD-T68(2005)
• 後藤豊:視覚障害者のための音声アシストシステムについて-電気通信技術審議会の答申から-,筑波技術短期大学テクノレポート,No.8,pp.227-230(2001.3)
• 滝澤修:オフラインケータイ-通信不能下での携帯電話機による情報収集交換技術-,電子情報通信学会誌,Vol.95,No.3,pp.231-236(2012.3)
• 滝澤修:半径500mに放送が可能な特定小電力FM放送機の開発と防災訓練における検証,日本災害情報学会第12回学会大会,B-7-4(2010.10.23)

タイトルに関連する用語 (6件)： Fm ,  ラジオ ,  音声 ,  アシスト ,  無線 ,  ポテンシャル