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J-GLOBAL ID:201402201946119218   整理番号:14A1457260

4種の生分解性ポリエステルの生分解に含まれる真正細菌および古細菌の中温性,嫌気性生分解テストと分析

Mesophilic anaerobic biodegradation test and analysis of eubacteria and archaea involved in anaerobic biodegradation of four specified biodegradable polyesters
著者 (4件):
資料名:
巻: 110  ページ: 278-283  発行年: 2014年12月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリカプロラクトン(PCL),ポリ乳酸(PLA),ポリヒドロキシ酪酸(PHB),および,ポリブチレンサクシネート(PBS)の4種の生分解性プラスチック粉末(125~250μm)について,著者らが先に報告した評価システム(改良型ISO 13975法)を用いて37°Cの水生条件下で比較した。嫌気性の生分解速度はPHB>>PLA>PCLの順であった。生分解度については,PHBは9日間で90%,PLAは277日間で29%および49%,PCLは277日間で3%および22%であった。PBSはこのテストで用いたスラッジでは嫌気的に生分解されなかった。嫌気性生分解に関与した真正細菌および古細菌をRT-PCR DGGEで調べた。PCLとPLAの嫌気性生分解に関与した真正細菌には同定できないものが含まれていた。PHBの嫌気性生分解に関与した真正細菌はそれぞれArcobacter thereius, Clostridium spに98%相同のものであった。PLAの嫌気性生分解に関与した真正細菌はXanthomonadaceaeバクテリアおよびMesorhizobium spに100%相同した。しかしながら,他の3種のバクテリアはいかなる培養バクテリアもしくはデータベースシーケンスとも相同性は95%以下で低かった。PCLの嫌気性生分解をもたらした真正細菌はArcobacter thereiusに98%相同するもの,および,培養バクテリアもしくはデータベースシーケンスとの相同性の低い(≦95%)5種の微生物であった。PLAとPCLの嫌気性生分解に含まれた古細菌は,それぞれ,Methanosaeta conciliiおよびMethanobacterium petroleariumに97%および95%で相同した。PHBの古細菌による嫌気性生分解で発現したRT-PCR DGGEは不鮮明なバンドのみであった。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子の分解,劣化  ,  ポリエステル,アルキド  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  分解反応 

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