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J-GLOBAL ID:201402202184829251   整理番号:14A0844321

複合酸化物を経由する白金の新規溶解プロセスの開発

Development of New Dissolution Process of Platinum via Double Oxides
著者 (4件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 242-249 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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塩酸に白金族金属(PGM)を溶解させる手法として,PGMに前処理を施して複合酸化物とする方法に着目して研究してきた。その結果,PtとLi塩を混合,焼成するという簡便な方法により,Pt含有複合酸化物であるLi2PtO3が得られること,および,得られたLi2PtO3が塩酸に容易に溶解できることを見出した。Li2PtO3は溶解初期にPtよりもLiの方が優先的に溶出し,PtとLiは異なる溶解速度を有していた。本稿では,これらの研究成果の概要,および複合酸化物を経由する新規なPtの溶解プロセスの特徴を解説する。従来の溶解プロセスでは,酸溶液中でPGMを酸化,溶解させるため,有毒な酸化材の使用が不可欠であった。これに対して,本プロセスでは空気中の酸素が酸化剤として働くため,有害な酸化剤を一切用いることなくPtを塩酸に溶解させることができる。
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分類 (2件):
分類
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精錬  ,  廃棄物処理 
引用文献 (33件):
  • 1) F. L. Bernardis, R. A. Grant and D. C. Sherrington: React. Funct. Polym. 65(2005) 205–217.
  • 2) European Commission (Ed.): Critical raw materials for the EU, Report of the Ad-hoc Working Group on defining critical raw materials, (2010).
  • 3) Ministry of Economy, Trade and Industry, Japan (Ed.): Strategy for Ensuring Stable Supplies of Rare Metals, (July 28, 2009) p. 6, (in Japanese).
  • 4) National Research Council of the National Academies, USA: Minerals, Critical Minerals, and the U. S. Economy, Report in Brief, ed. by The National Academy of Sciences, (The National Academies Press, Washington, D.C., 2007).
  • 5) Johnson Matthey PLC. (Ed.): Platinum 2013, (Johnson Matthey PLC., Royston, Hertfordshire, England, 2013).
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