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J-GLOBAL ID:201402202238982913   整理番号:14A0030479

放射線加工技術を活用した高分子材料の研究開発の現状と展望 放射線グラフト重合法を用いたアルカリ耐性グラフト型アニオン伝導電解質膜の開発

著者 (7件):
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号: 135  ページ: 23-28  発行年: 2013年12月01日 
JST資料番号: G0314A  ISSN: 0286-8873  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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この報告では,コンパクトで車載が可能な直接水化ヒドラジン型燃料電池への適用を目的に,γ線照射法で作成したグラフト型陰イオン(OH-)伝導電解質膜の性能向上に関する研究を紹介した。この研究では,従来の陰イオン伝導電解質膜がもつ問題点を克服して,高伝導性で低含水率で耐アルカリ性が高い電解質膜を放射線グラフト重合法で実現することを試みた。グラフト型伝導電解質膜の開発では,アルキルアンモニウム塩をイオン交換基とするグラフト型陰イオン伝導電解質膜の作成と評価,イミニウム塩を陰イオン伝導部位とするグラフト型陰イオン膜の作成では,イオン伝導部位の窒素原子上に局在する正電荷を共鳴構造よって分散させて安定化の実現,さらにアルカリ耐性向上のために,グラフト鎖にイミダゾリウム鎖を直接導入したグラフト型陰イオン膜の作成とその評価,また,共重合グラフト型陰イオン膜の作成による高アルカリ耐性の実現について紹介した。開発した電解質膜を利用した小型で積載可能な直接水和ヒドラジン型燃料電池の性能についても紹介した。現在,作成した陰イオン膜の一層の化学構造の最適化も進めている。
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分類 (1件):
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燃料電池 
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