文献

J-GLOBAL ID：201402202334226291   整理番号：14A0307079

大気微小粒子状成分分析の簡易的手法の検討(第1報)高知県(吾川郡いの町)における通年調査(春・夏)について

著者 (1件)： 坂本武大 (高知県環境研セ)
資料名： 高知県環境研究センター所報  (Annual Report of Kochi Prefectural Environmental Research Center)
号： 29  ページ： 35-42  発行年： 2012年 
JST資料番号： L1033A  ISSN： 1344-865X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 環境省の「PM2.5成分分析ガイドライン」による監視測定の補完方法として,やや精度は劣るものの,費用対効果の高い,通年的な成分実態の把握ができる簡易な方法の検討を行った。アンダーセンサンプラーを用いて粒径別に微小粒子状物質の金属成分と水溶性イオン成分の分析を行った。金属成分ではAl,Fe,およびPbに粒径別に特異的な偏りが見られた。イオン成分では,NH₄⁺およびSO₄^2-が多く含まれ,粒径分布により大きな偏りが見られた。分析結果より,簡易的手法としてガイドラインによる測定法を十分に補完できるとともに,粒径別により詳細なデータの収集が可能なことを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *粒状物汚染 ,  *汚染監視 ,  高知県 ,  浮遊粒子状物質 ,  分析 ,  粒度分布 ,  ICP-MS分析 ,  イオンクロマトグラフィー
準シソーラス用語： 成分分析 ,  微小粒子状物質 ,  粒径分布

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

タイトルに関連する用語 (9件)： 大気 ,  微小粒子 ,  成分分析 ,  簡易 ,  手法 ,  高知 ,  調査 ,  春 ,  夏