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J-GLOBAL ID:201402202421979697   整理番号:14A0931512

ヒト集団遺伝学:複数のゲノム配列からヒト集団のサイズ(個体数)や分岐の変遷を推定する

Inferring human population size and separation history from multiple genome sequences
著者 (2件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 919-925  発行年: 2014年08月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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世界中のヒト集団のゲノム完全配列が利用可能になったことで,組換えや変異を考慮して集団間の祖先関係をモデル化する,これまでにはなかった集団遺伝学的な推論手法が考案された。しかし今までのところ,これらの手法を適用して得られる,2万年から3万年前より最近の時代における進化の推移や,集団の分岐(分離)についての情報は限定的なものである。そこで本論文では,このような欠点を克服する新たな方法を紹介する。すなわち,複数のゲノム配列を対象にしたマルコフ合祖(MSMC)モデルによって,複数の個体で観察された変異のパターンを解析した。特に任意の2個体間の最初の合祖に注目した。世界の9種類の集団由来のゲノム配列に対してMSMCツールを適用した結果,アフリカ・ヨルバ人の祖先から非アフリカ人の祖先の遺伝的分岐(分離)が5万年よりかなり以前に始まったことが示唆された。また,南北アメリカ大陸への定住に際してのボトルネックや,アフリカ,東アジア,ヨーロッパに現在居住する集団の分裂が起こった時期といった,ほんの2千年前という最近のヒト集団の動態についての知見が得られた。Copyright Nature Publishing Group 2014
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分類 (2件):
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集団遺伝学  ,  人類学 

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