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J-GLOBAL ID:201402202499210411   整理番号:14A0226357

陰イオン交換樹脂に吸着したチアカリックス[4]アレンテトラスルホネート-Fe(III)錯体のペルオキシダーゼ様の活性を利用した過酸化水素,グルコース,尿酸およびコレステロールの比色分析

Spectrophotometric Determination of Hydrogen Peroxide, Glucose, Uric Acid, and Cholesterol Using Peroxidase-like Activity of an Fe(III) Complex of Thiacalix[4]arenetetrasulfonate Attached to an Anion-exchanger
著者 (8件):
資料名:
巻: 29  号: 11  ページ: 1041-1048 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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陰イオン交換樹脂に吸着したチアカリックス[4]アレンテトラスルホネートのFe(III)錯体(Fe3+-TCASA-500)は,pH5~8においてH2O2存在下,3-メチル-2-ベンゾチアゾリノンヒドラゾン(MBTH))とN-エチル-N-(3-スルホプロピル)アニリン(ALPS)の間の発色反応であるキノイド染料の生成に対して,ペルオキシダーゼ様の強い触媒反応を示す。このFe-TCASのMBTH-ALPS系での触媒反応を過酸化水素,グルコース,尿酸,コレステロールの比色分析に応用した。その検量線はH2O2については1.0ml溶液中の1.0から15μgまで,グルコース,尿酸,コレステロールについては0.5ml溶液中のそれぞれ5.0~60μg,2.0~30μg,11.6~116μgの範囲で直線性があった。H2O2のモル吸光係数は2.31×104L mol-1cm-1と見積もられ,これは同条件のペルオキシダーゼの約70%に相当する。Fe3+-TCASA-500がコントロールセラIおよびII中のグルコースおよび尿酸の分析に適用した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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有機化合物の物理分析  ,  鉄の錯体  ,  八員環以上の複素環化合物 
物質索引 (6件):
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引用文献 (31件):
  • 1. V. Böhmer, Angew. Chem., Int. Ed., 1995, 34, 713.
  • 2. J. Vicens and V. Böhmer, “Calixarenes: A Versatile Class of Macrocyclic Compounds”, 1992, Kluwer Academic Publishers, The Netherlands.
  • 3. A. Casnati and R. Ungaro, “Calixarenes in Action”, ed. L. Mandolini and R. Ungaro, 2000, Imperial College Press, London, 62.
  • 4. C. D. Gutsche, “Calixarenes Revisited: Monographs in Supramolecular Chemistry”, 1998, The Royal Society of Chemistry, Cambridge and London, 185.
  • 5. N. Iki, N. Morohashi, F. Narumi, and S. Miyano, Bull. Chem. Soc. Jpn., 1998, 71, 1597.
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