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J-GLOBAL ID：201402202541122072   整理番号：14A1120935

反発度法による構造物コンクリートの強度推定における材齢補正に関する考察

Age Factor on Estimating of Strength of Concrete in Structures by Rebound Hammer

著者 (1件)： 尼崎省二 (立命館大学 理工学部都市システム工学科)
資料名： コンクリート工学論文集(Web)  (Concrete Research and Technology (Web))
巻： 23  号： 3  ページ： 111-117 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0413A  ISSN： 2186-2745  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国土交通省の通達以来,反発度法による構造物コンクリートの強度調査が多く実施されている。反発度法による長期材齢コンクリート強度の推定には,材齢で定まる材齢係数を乗じる方法が示されているが,材齢係数の妥当性に関する報告はなされていない。本研究は,材齢56週までのコンクリートを用いて強度推定式に及ぼす材齢の影響を検討するとともに,その結果を材齢20年の実物大規模のコンクリート供試体に適用して,強度推定における材齢補正について考察したものである。その結果,強度推定式は反発度の二次関数とするのが適切であり,強度推定における材齢係数はコンクリートの強度,強度推定式を得たコンクリートの材齢でも異なることが判明した。(著者抄録)

シソーラス用語： *セメントコンクリート ,  *材令 ,  *圧縮強さ ,  鉄筋コンクリート構造 ,  衝撃試験 ,  ポルトランドセメント ,  混合セメント ,  水セメント比 ,  試料 ,  反発係数 ,  近似式 ,  補正 ,  推定式 ,  *機械的性質 ,  *強度
準シソーラス用語： シリカヒュームセメント ,  反発度法

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (21件)：

• 1) 古賀裕久,河野広隆:テストハンマーによるコンクリート強度の推定調査について,コンクリート工学,Vol. 40,No. 2,pp. 3~7,2002.2
• 2) 日本材料学会:建設材料実験,pp. 227,2011.3
• 3) 日本材料試験協会実施コンクリート強度判定法委員会:シュミットハンマーによる実施コンクリートの圧縮強度判定方法指針(案),材料試験,第7巻,59号,pp. 40~44,1958.8
• 4) 木村恵雄:シュミットハンマーによるコンクリート強度の判定について,材料試験,第5巻38号,pp. 19~26,1956.11
• 5) 明石外世樹,渡辺明彦:舗装用コンクリートの非破壊試験,セメント技術年報,9巻,pp. 412~417,1955.10

タイトルに関連する用語 (5件)： 反発度 ,  構造物 ,  コンクリート ,  強度推定 ,  材齢