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J-GLOBAL ID：201402203133028692   整理番号：14A0086606

2D-C/SiC複合体の熱衝撃抵抗とその損傷機構

Thermal shock resistance of a 2D-C/SiC composite and its damage mechanisms

著者 (8件)： ZHANG C. (Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an, CHN) ,  WANG H. (Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an, CHN) ,  LIU Y. (Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an, CHN) ,  QIAO S. (Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an, CHN) ,  LI M. (Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an, CHN) ,  HAN D. (Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an, CHN) ,  ZHANG J. (Xi’an Shiyou Univ., Xi’an, CHN) ,  GUO Y. (Shanxi Datong Univ., Datong, CHN)
資料名： Advances in Applied Ceramics  (Advances in Applied Ceramics)
巻： 112  号： 8  ページ： 499-504  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： E0272A  ISSN： 1743-6753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高温構造材料として期待される2次元炭素繊維強化炭化ケイ素複合体(2D-C/SiC)の熱衝撃挙動を明らかにすることを目的として,空気中300°Cと900°C間で繰返される熱衝撃に対する最大抗張力(UTS)及び層間剪断強度(ILSS)の変化について測定した。試料は,熱分解炭素中間相(PyC)を堆積した積層炭素繊維織布に,メチルトリクロロシランを原料とした低圧化学蒸気浸透法を用いてSiCマトリックスを堆積することにより作製した。UTSは機械試験機,ILSSは短スパン曲げ試験により評価し,SEMによる破断面観察,XRDによる表面相同定を行った。ILSSは熱衝撃による損傷により敏感であった。すなわち,試料は20回の熱衝撃回数まで同程度のUTSを保持したが,ILSSは回数と共に単調に低下した。損傷機構には,被覆層とマトリックスでの亀裂形成と酸化,及び繊維/マトリックスあるいは被覆/複合体界面の剥離が存在し,ILSSの低下はマトリックス及び界面の損傷が,UTSの低下はPyC界面及び炭素繊維の酸化が支配していた。

シソーラス用語： *炭素 ,  *炭化ケイ素 ,  *複合材料 ,  *耐熱衝撃性 ,  *機構 ,  *損傷 ,  耐熱材料 ,  構造材料 ,  繰返し試験 ,  熱衝撃 ,  引張強さ ,  剪断強さ ,  布 ,  炭素繊維 ,  積層構造 ,  CVI【浸透】 ,  破面検査 ,  亀裂発生 ,  酸化 ,  層間剥離
準シソーラス用語： 層間剪断強さ ,  *損傷機構 ,  炭素繊維布

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (1件)： メチルトリクロロシラン

タイトルに関連する用語 (5件)： 2D ,  SiC ,  複合体 ,  熱衝撃 ,  損傷