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J-GLOBAL ID：201402203214233746   整理番号：14A0090102

加工工程設計支援システムの開発-多数の穴を有する工作物への適用性と目的関数の複数化-

Development of Supporting System for Process Planning in Machining-Applicability to Product with a Large Number of Holes and Plurality of Objective Function-

著者 (5件)： 笠原和夫 (成蹊大) ,  稲葉達郎 (成蹊大) ,  稲葉達郎 (スズキ) ,  池上敦子 (成蹊大) ,  JANG Sung Ki (成蹊大)
資料名： 成蹊大学理工学研究報告  (成けい大学理工学研究報告)
巻： 50  号： 2  ページ： 123-128  発行年： 2013年12月01日 
JST資料番号： F0423A  ISSN： 1880-2265  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,複合型工作機械の開発が進み,完成まで多数の工具を必要とする工作物の加工が1台の機械で実施できるようになった。本稿では,段差をもち高さの異なる面に多数の穴を有する工作物を取り上げ,既報で提案した(工順序が規定される工程順の判断,干渉加工の回避,同一工具の工程集約などを備えた)システムで得られる解と人による設計結果との比較により,システムの適用性・有用性を検証した。肩削りフライスとドリルによる切削過程を取り上げ,エネルギー解法に基づく切削模型を利用して得た切削抵抗に基づき,消費電力量の評価機能をシステムに組み込んだ。そして最短加工時間を導く工程設計結果と消費電力量の比較から,前者と後者の加工順序は同一でないことを示した。物理量の異なる目的関数を取扱うためには,簡便な方法として相互に関係する量を用いる方法,すなわち加工時間と電力量の2つの目的関数を考慮した工程設計については,コストが利用できた。

シソーラス用語： *CAD【計算機】 ,  *工作物 ,  適応性 ,  *目的関数 ,  工作機械 ,  フライス ,  ドリル ,  切削抵抗 ,  消費電力
準シソーラス用語： *設計支援システム ,  複合型

分類 (1件)： CAD,CAM  (JE10000A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 加工工程 ,  設計支援システム ,  開発 ,  工作物 ,  適用性 ,  関数