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J-GLOBAL ID:201402203426841550   整理番号:14A0227121

固定化ホモサレン配位子の合成とラセミラクチドの立体選択的重合反応への応用

Synthesis of Polymer-Supported Homosalen Ligand and its Application to Stereoselective Polymerization of Racemic Lactide
著者 (3件):
資料名:
巻: 70  号: 12  ページ: 744-752 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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再利用可能かつポリマーが着色しないラセミラクチドのイソタクチック選択的重合触媒配位子として,ホモサレン配位子を市販のMerrifield樹脂に固定化した.まず適当な保護基を有する1,3-ジアミノプロパン-2-オール誘導体を用い,樹脂とカップリング反応を行った後,脱保護後して置換基を有するサリチルアルデヒドと脱水縮合により,固定化ホモサレン配位子を合成した.合成した固定化配位子をトリエチルアルミニウムと反応させ,触媒を調製した.過剰のトリエチルアルミニウムは,触媒調製の溶液部分を取り除くことにより容易に除去できた.こうして調製した固定化触媒を用い,アルミニウムに対して1当量のベンジルアルコール存在下,50当量のラセミラクチドと反応させたところ,イソタクチックポリマーが得られた.重合混合物にメタノールを含むトルエンを加えてろ過すると,配位子と粗生成物を分離することができた.ろ液には生成したポリマーと未反応のモノマーのみ含まれていた.回収した固定化高分子配位子は,再利用することが可能であった.(著者抄録)
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分類 (3件):
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高分子担体・触媒反応  ,  重合触媒,重合開始剤  ,  触媒の調製 
物質索引 (16件):
物質索引
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引用文献 (34件):
  • 1) “Monomers, Polymers and Composites from Renewable Resources”, M. N. Belgacem and A. Gandini eds., Elsevier, Great Britain (2008).
  • 2) L. Avérous, in “Monomers, Polymers and Composites from Renewable Resources”, M. N. Belgacem and A. Gandini eds., Elsevier, Great Britain (2008), pp. 433–450.
  • 3) N. Yui, in “Polymeric Materials Encyclopedia”, J. C. Salamone ed., Vol. 10, CRC Press, Boca Raton (1996), p. 7947.
  • 4) R. E. Drumright, P. R. Gruber, and D. E. Henton, Adv. Mater., 23, 1841 (2000).
  • 5) B.-H. Huang, S. Dutta, and C.-C. Lin, in “Comprehensive Inorganic Chemistry II”, J. Reedijik and K. Poeppelmeier eds., Vol. 1, Elsevier (2013), pp. 1217–1249.
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