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J-GLOBAL ID:201402203510426266   整理番号:13A1965779

改変Tatペプチドとポリエチレンイミンを用いた長期有効遺伝子導入

Long-term efficient gene delivery using polyethylenimine with modified Tat peptide
著者 (11件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 1705-1715  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリエチレンイミン(PEI)はカチオン性高分子で,広く研究され,効率的な遺伝子導入担体としての大きな有望性が明らかとなっている。同様にHIV-1 Tatペプチドは細胞透過性ペプチドで,細胞内遺伝子導入に成功裏に使用されている。これら2ベクターの好適な特性を改善するため,ヒスチジン残基とシステイン残基を持つ改変Tatペプチド配列(mTat)とPEIを組み合わせた。in vitroのmTat/PEI媒介トランスフェクションを2つの細胞タイプで,ルシフェラーゼ発現プラスミドにより評価した。mTat/PEIは,mTat単独とPEI単独または4つの市販試薬と比較した場合,細胞毒性が少なく,両細胞株のトランスフェクション効率で有意な改善(約5倍)を生じた。mTat/PEI/DNAの粒径は,mTatまたはPEI単独よりも有意に小さく,より高いトランスフェクション効率と相関していた。カベオラ媒介エンドサイトーシスの阻害剤であるフィリピンIIIはmTat/PEIトランスフェクションを有意に阻害した。対照的に,クラスリン媒介エンドサイトーシスの阻害剤であるクロルプロマジンは阻害しなかった。これは,トランスフェクション機構としてのカベオラ媒介エンドサイトーシスを示唆する。さらに,in vivo研究の結果はmTat/PEI/DNAを筋肉内投与した動物が,mTat/DNA,PEI/DNAまたはDNA単独のそれらよりも有意に高い,長いルシフェラーゼ発現(約7か月)を,まったく関連毒性無しで有することを示した。PEIとのmTatの組合わせは,トランスフェクション効率を有意に改善可能で,in vitroとin vivoの両者で非ウイルス性遺伝子ベクターとしての使用の可能性を拡張する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  遺伝子操作 
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