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J-GLOBAL ID:201402203548618177   整理番号:14A1262554

プロスタグランジンFFP受容体阻害剤はクプリゾン誘導性多発性硬化症のマウスモデルにおける脱髄及び運動障害を減少させる

Prostaglandin F FP receptor inhibitor reduces demyelination and motor dysfunction in a cuprizone-induced multiple sclerosis mouse model
著者 (8件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 175-182  発行年: 2014年11月 
JST資料番号: C0739A  ISSN: 0952-3278  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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以前,著者は,プロスタグランジン(PG)H2のPGFへの還元を触媒するプロスタミド/PGF合成酵素が,髄鞘及び培養オリゴデンドロサイト中で構造的に発現することを実証したが,このことはPGFが髄鞘形成オリゴデンドロサイトに機能的意義を持っていることを示唆した。PGF/FP受容体の脱髄に対するシグナリングの効果を調べるために,FP受容体アゴニスト及びアンタゴニストを多発性硬化症のモデルであるクプリゾン曝露マウスに投与した。マウスには,重度の脱髄,グリア活性,炎症誘発性サイトカインの発現,及び運動機能障害を誘発する,0.2%クプリゾンを含有する食餌を5週間与えた。FP受容体アンタゴニストAL-8810の投与は,クプリゾン誘発性脱髄,グリア活性化,及び脳梁におけるTNFα発現を減衰し,運動機能を改善した。これらのデータは,クプリゾン誘発性脱髄の間に,PGF/FP受容体シグナル伝達が,グリア活性化,神経炎症,及び脱髄に寄与し,その結果,運動機能障害を起こすことを示唆している。以上のように,FP受容体阻害は,多発性硬化症において有用な対症療法となり得る。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の脊椎動物ホルモン  ,  神経系疾患の治療一般 

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