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J-GLOBAL ID:201402203735830821   整理番号:14A1378430

中国東部の電子電気廃棄物リサイクル地域の有機ハロゲン汚染物質のヒトの食事摂取

Human dietary intake of organohalogen contaminants at e-waste recycling sites in Eastern China
著者 (12件):
資料名:
巻: 74  ページ: 209-220  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,10の主食分類中のヘキサブロモシクロドデカン(HBCDs),ポリ塩化ビフェニル(PCBs)と共に選定した「新規」臭素系難燃剤(NBFRs)と有機塩素系殺虫剤の濃度とヒトの食事摂取を報告した。試料は,中国東部泰州市の電子電気廃棄物(E廃棄物)初歩的リサイクルと廃棄が一般的地域と共に,近くのE廃棄物影響のない対照地域から調達した。ほとんど事例で,E廃棄物リサイクル地域の食品濃度は,対照地域のものを上回っていた。E廃棄物地域からの試料の2-エチルヘキシル-2,3,4,5-テトラブロモベンゾアート(EH-TBB)とビス-(2-エチルヘキシル)-3,4,5,6-テトラブロモフタラート(BEH-TBP)の濃度は,それぞれ3.09~62.2ng/gと0.81~16.3ng/g脂質重量(lw)で,多くの事例で対照地域から取得した食品の値より常に1桁以上であった。一方,E廃棄物影響地域からのいくつかの食品のHBCD濃度は,対照地域のものを上回っていたが,豚肉,エビとアヒルの肝臓の濃度は対照試料が高かった。これは本研究地域でHBCDの非E廃棄物源(例,建物断熱用フォーム)の潜在的重要性を強調した。豚肉以外の調べた全食品のDDT濃度は,対照よりE廃棄物影響地域の試料が高かったが,筆者等の曝露推定は,残留農薬に関するFAO/WHO合同会議による暫定1日摂取許容量の0.01mg/kgbw/日を十分下回っていた。曝露(成人と子供,それぞれ650と2340ng/kgbw/日)によるΣPCBsの濃度は,米国有害物質・疾病登録局による20ng/kgbw/日のΣPCBs最小リスクレベル(MRLs)を大きく超えていた。更に,本研究で観測した4つのダイオキシン類PCBs(DL-PCBs)(PCB-105,118,156と167)に基づくダイオキシン類毒性当量で表した場合,E廃棄物影響食品の濃度は,調べた8食品群の6つで欧州連合設定の限界を超え,子供の食事曝露(10.2pgTEQ/kgbw/日)結果は,1~4pgTEQ/kgbw/日のWHO1日摂取許容量を越えていた。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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その他の汚染原因物質  ,  資源回収利用  ,  食品の汚染  ,  人間に対する影響 
物質索引 (5件):
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