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J-GLOBAL ID:201402203752627177   整理番号:14A0145918

家屋倒壊,および死者分布からみた大正関東震災(1923)の特徴

Characteristics of the 1923 Great Kanto Earthquake judging from distributions of house collapse and the dead person
著者 (1件):
資料名:
号: 14  ページ: 139-145  発行年: 2013年12月20日 
JST資料番号: L2079B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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大正12年関東震災による当時の町村別の家屋全壊数と死者数を『大正震災志 上』(内務省社会局1926)から拾い出し,分布図を作成した。1町村当たりの家屋倒壊数が大きかったのは,(1)震源域の直上に当たる神奈川県平野部と房総半島最南端,(2)地質年代に湖水域であった甲府盆地や富士五湖地方,(3)江戸時代以前には利根川の氾濫平野であった埼玉県南東部,である,このうち,(1)と(3)では死者数も多かったが,(2)では死者数は少なかった。逆に,家屋倒壊数が少ない割に死者数が多かった場所が埼玉県北部の古利根川と荒川の自然堤防平野域に存在した。家屋倒壊数が多い割に死者数が少なかった場所では,家屋は長周期の緩やかな震動で倒壊したため,住人は倒壊するまでの間に十分に避難措置をとる時間的なゆとりがあったと考えられる。逆に,死者数が多かった場所では家屋は一瞬のうちに倒壊したものと考えられる。(著者抄録)
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (6件):
  • 平凡社(1993):「日本歴史地名大系 第12巻 埼玉県の地名」,1273p.
  • 神田克久・武村雅之(2007):震度データから推察される相模トラフ沿いの巨大地震の震源過程,日本地震工学論文集,7,第2号,68-79.
  • 諸井孝文・武村雅之(2002):関東地震(1923年9月1日)による木造住家被害データの整理と震度分布の推定,日本地震工学論文集,2,第3集,35-71.
  • 諸井孝文・武村雅之(2004):関東地震(1923年9月1日)による被害要因別死者数の推定,日本地震工学論文集,4,第4号,21-45.
  • 内務省社会局(1926):『大正「震災志」上』,pp1236.
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