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J-GLOBAL ID：201402204109051876   整理番号：14A0053572

資源・素材開発技術の展望 逆浸透膜を用いた水処理プロセスにおける新素材開発の動向

著者 (2件)： 鈴木祐麻 (山口大 大学院理工学研究科) ,  新苗正和 (山口大 大学院理工学研究科)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 59  号： 1  ページ： 9-16  発行年： 2014年01月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 逆浸透膜およびナノろ過膜(まとめてRO膜と呼ぶ)は病原性汚染物質,有機化合物,塩分を含むさまざまな汚染物質に対して高い除去率を示す優れた水処理技術であり,海水淡水化や中水の活用に加えて下水処理水の再利用手段としての普及も期待されている。本稿ではまず,より高性能のRO膜を開発するために不可欠な情報として,現在90%以上のシェアを占めるポリアミド系RO膜の物理化学的構造を概説した後に,RO膜による水処理プロセスの一例として日本最大級の海水淡水化プラントである福岡地区水道企業団の「海の中道奈多海水淡水化センター」を紹介した。そして,RO膜処理に関する素材・材料の近年の研究動向をまとめた後に,今後更なる研究開発が必要な点を述べた。本稿では,ポリアミド系RO膜の物理化学的構造,RO膜による処理プロセス,RO膜処理に関する素材・材料の研究動向などについて解説した。

シソーラス用語： 資源開発 ,  開発 ,  技術展望 ,  半透膜 ,  逆浸透 ,  *水処理 ,  状態 ,  高分子分離膜 ,  ナノ濾過 ,  *ポリアミド ,  海水淡水化装置 ,  *逆浸透膜 ,  ナノ濾過膜 ,  動向
準シソーラス用語： 海水淡水化プラント ,  *材料開発

分類 (2件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  ポリアミド  (YH07080A)

タイトルに関連する用語 (9件)： 資源 ,  素材 ,  開発 ,  展望 ,  逆浸透膜 ,  水処理 ,  プロセス ,  新素材 ,  動向