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J-GLOBAL ID:201402204328696157   整理番号:14A1073024

リチウムイオン電池における負極の比較的高電位にてLiPF6の還元分解による表面層形成およびその抑制

Surface-layer formation by reductive decomposition of LiPF6 at relatively high potentials on negative electrodes in lithium ion batteries and its suppression
著者 (5件):
資料名:
巻: 271  ページ: 431-436  発行年: 2014年12月20日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リチウムイオン電池(LIB)に対し,LiPF6/エチレンカルボナート-ジメチルカルボナート電解質の使用において,ある種の還元反応が,Sn電極上にて,比較的高電位(約2.6V対Li+/Li)にて起きることは周知である。しかしながらその詳細は,未だ不明である。その場X線反射率測定,X線光電子分光法,走査型電子顕微鏡観察,および電気化学測定(主としてSn電極,および追加的にPt,グラファイト電極を用いて)により,この還元が,LiPF6の還元分解が原因と考えられる,主として絶縁LiFから成る不活性な保護層を,結局は形成する,そしてそれは,電池のサイクル性に大きな影響を与える,ことを見つけた。対照的に,固体電解質界面(SEI)は,約1.5V対Li+/Liにて,その溶媒の還元反応により形成される,そしてそれは,LiPF6の還元電位よりもより低い。しかしながら,著者等は,SEIの形成が,1.5V対Li+/Liよりもより低い電位にてその電極を保持する時,保護層のそれに取って代わることを見つけた。その結果,サイクル性は,不活性な保護層の形成を抑制することにより改善される。このような前処理は,電池のサイクル性改善に対し,特にその酸化電位が,Li+/Liに対し1.5V~2.6V間にある,比較的貴電極に対しては,非常に有効であろう。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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二次電池 
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